神戸御影・香雪美術館前(彩色)

四半世紀前、関東に住みだしたときに土の色を見て、何という暗い
土なんだと思いました。公園に行っても、楽しい気分も土を見ると
なんとも憂鬱な気持ちになるのです。

これが関東ローム層なのだという実感がわきました。

ところがしばらく住んでいるうちにその色にも慣れ、逆に関西、特
に阪神間から瀬戸内地方にでかけると、まぶしくてしょうがないほ
どの土の白さに驚いてしまいます。

花崗岩が細かく砕けた砂のような土はどこまでも白く、阪神間を走
る電車の車窓から見える景色は白く光っています。

御影はその名の通り御影石の名前の由来の土地です。描いたのは
昨年の8月、真夏の強烈な日差しが、神社の未舗装の道路を照り付
け、ますます真っ白になっていたのを思い出します。

前置きが長くなりました。スケッチ当日照り付ける夏の陽でできた
樹木の影をどうするか彩色するときに迷いました。(線描は、ココ
をご覧ください


これまで私は野外スケッチでは樹木の「陰」は表しても、地面に映
る樹木の「影」はあえて描いてきませんでした。成功するときはよ
いのですが、ややもすると影の印象が強くなってしまうからです。

道路を覆いかぶさるように枝が伸びている紅葉の葉が道路と石垣の
上にまで影を落としていたので今回はその影も描いてみました。

<本日の絵>
ワットマン F6 御影・香雪美術館前(彩色)
御影・香雪美術館前(彩色)(修正)(縮小)

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