「アンドシュ・プローデル作陶展 -Paroles d'automne/秋の言葉- 」訪問

前の記事に続いて、ギャラリー富小路オーナーの紹介による展覧会です。
表題の展覧会の作家、アンドシュ・プローデル氏はフランス人で、最初
は油絵画家だったようですが、現在は作陶ならびに写真家として、定期
的に日本で個展をされているようです。

今回の会場は、阪急うめだ本店 7階の武術画廊です。事前の知識なし
に訪問したのですが、会場内に入った瞬間分かりました。陶器、写真い
ずれも芸術性が高く完成された作品だと。

訪問後、この展覧会を紹介していただいたオーナーに感想を送りました。
この記事では、それを引用して感想にかえさせていただきます。

以下、感想です。
1)楽焼だけでなく織部もありさらには絵画(写真)までと幅広い作者の守
  備範囲に驚きました。
2)焼き物はあまりわからないのですが、平皿の表面の質感、バラエティー
  に富んだ絵柄の楽焼、写真と絵の具を組み合わせた絵画などどれも見ご
  たえのあるものでした。基本的に日本の陶芸の伝統をまもりながら、ど
  ことなく絵柄には欧米の方の美意識もまざっており、その塩梅がちょう
  どよくて不思議な魅力を引き出しているように思いました。
3)作者ご本人からもお話を伺ったのですが、物静かで思索的な雰囲気で、
  哲学者のような紳士とお見受けしました。


あらためてふりかえってみるとけれんみのない(これでもかとみせつけると
ころがない)、静かで知的な作風で精神的に深みを感じさせます。

写真を撮っていないので、ここで直接お示しすることはできませんが、ご本
人のHPに作品集があるのでご覧ください。→ココをクリックください。

<本日の絵>
プローデル作陶展363(縮小)

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俵典子展@ギャラリー富小路

今回は、前回の記事で紹介した「なんばパークス」線描の彩色結果を
示すところですが、スキャニングをまだしていないことに気が付きま
した。

そこで、ギャラリー富小路で私の個展の前に行われた、標題の展覧会
をご紹介します。

実は、自分の個展の準備に終われて、標題の個展についてはまったく行
くつもりはなかったのですが、ギャラリーオーナーから事前打ち合わせ
を、この作家の個展会期中にお会いすることになったのです。

行ってみて驚きました。最初は抽象絵画だろうと見えたのですが、近づ
いてみると紙、それも色付きの和紙を組みあわせた作品なのです。

まずその色彩感覚と抽象造形のセンスに惹かれました。

              俵典子作品2

にじみを伴なう切り裂いたような白と黒、濃紺の紙片による造形は、一見
篠田桃紅の墨象の絵と見間違うのですが、和紙の質感のためか、篠田の絵
に見られるキリキリと刺されるような厳しい造形ではなく、どこまでもや
わらかくやさしい印象です。

さらに、モノトーンの作品だけでなく、カラー作品も展jされており、その
おしゃれな配色は俵氏の感性が全開です。

俵典子作品3

俵氏は、もともと油絵がご専門ですが、いろいろなことを試すうちに現在の
和紙を使ったスタイルに行きつかれたようです。
(サイズは大きくないので、日本の家屋に合っています。販売はされていま
せんでしたが、欲しい人は多いのではないでしょうか。)

<本日の絵>
俵典子作品

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個展無事終わりました(3)

奈良・東大自前夢風広場の彩色を終わると直ちに
未完成のなんばパークスにとりかかりました。

一般に、なんばパークスの有名な階段上屋上庭
園を撮影したり絵を描く方が多いのだと思いますが、
左右のショッピングモールビルをつなぐ通路から見
下ろす風景も面白いと思ったので描いてみました。
(続く)

<本日の絵>
アルシュ 全紙 大阪・なんばパークス(線描)
なんばパークス(線描)(正)(縮小)

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TAG : 大阪

個展無事終わりました(2)

前の記事で会場の全体像を示しましたが、去年5月の個展と大
きく違うところは、1階に比較的大きな作品をそろえたことで
す。

全紙(518X767mm)を5枚、北壁に3枚と南壁に2枚です。
すなわち、東京、大阪、京都、奈良、神戸の各1枚を用意しま
した。
「街歩き」スケッチと名付けたからには、大型作品を各都市
1枚づつ展示したかったのです。

東京:「上野ヨドバシカメラ」
大阪:「なんばパークス」
神戸:「三ノ宮メディテラス」
京都:「四条木屋町カフェフランソア前の通り」
奈良:「東大寺前夢風広場」

実は、このため大変な思いをしました。個展開始1週間前なの
に、奈良と大阪の2枚が未完成だったのです。

結局、なんばパークスは、設営日14日の朝まで徹夜で色塗り
を続けるはめになりました。

ここでは、最初に彩色を完成した「奈良・東大寺前夢風広場」を
示します。
(続く)

<本日の絵>
アルシュ 全紙 奈良・東大寺前夢風広場(彩色)
奈良・東大寺門前夢風広場(彩色)(修正)(縮小)
細かすぎて分かりにくいですが、東大寺の東、2月堂から若草山にかけての
様々な色の紅葉の彩色は結構楽しかったです。

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TAG : 奈良

個展無事終わりました。(1)

12月15日から始まった京都での個展は12月20日(水)まで6日間、
絶えることなく観客の皆様が訪問してくださり無事終了いたしました。

これも、ひとえに関係する皆さまが宣伝していただいた賜物と感謝
の気持ちでいっぱいです。

会期中はまったく余裕がなく、ブログに途中経過を載せることができ
ませんでしたので、ここにまとめの記事を書くことにいたします。

なお、会期中にスケッチ仲間の魔女メグさんが訪問してくださり、「ス
ケッチブック展」HP主催のyou-me★さんに報告された記事がすでに
公開されていますので、そちらも併せてご覧ください。
ココをクリックください

今回は、街歩きスケッチと「きんか」表紙絵と題して行いました。
昨年の個展との違いやまとめは次回にすることにして、<本日の絵>
に、会場の風景を示します。

<本日の絵>
個展会場風景
(1)ギャラリー正面。全面に飛び出したショウ―ウィンドウがあり、
   細長いものが置けます。「新宿思い出横丁」の絵を飾りました。
会場全面
(2)1階西正面から北壁面。神戸、京都(案内状の絵)、奈良の全
   紙3作品を中心に展示しています。
1階西正面から北壁面
(3)1階東階段から南壁面。こちらも、東京と大阪の全紙作品を中
   心に、左右にF10作品を配して展示しています。
1階東階段から南壁面
(4)2階西壁面から北壁面。2階は、「きんか」表紙絵を主体に、
   最新作も含めて展示しています。西壁面の机上の作品は、
   「高槻ジャズストリート」の3作品です。
2階西壁面から北壁面
(5)2階東階段側から南壁面。東階段側の机上には、「きんか」
   の雑誌とじゃばらスケッチブック、フライングタイガーの
   スケッチブックを展示し、手に取ってみてもらうことにしま
   した。
2階東階段側から南壁面

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TAG : 京都

近畿化学工業界表紙絵(12月号)

12月15日、いよいよ個展がはじまります。あと5日間しか準備する
時間がなく、気ぜわしい思いです。

さて近畿化学工業界の表紙絵も最終号になりました。<本日の絵>
に紹介いたします。
個展では、1月号から12月号までの表紙絵原画をすべて展示いたし
ますので、お近くの方、ご都合のつく方はお寄りください。
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          わたなべ・えいいち展
       ー街歩きスケッチと「きんか」表紙絵ー

☆東京と関西各都市の街の風景をペンと透明水彩で描きました。
☆「きんか」は近畿化学協会の会誌名です。(近畿化学工業界」と併用)
  2017年1月号から12月号の表紙絵原画を展示いたします。
   
       会期:2017.12.15(金)~12.20(水)
          11時~19時(最終日は16時まで)
          作家は常時会場におります。

ギャラリー富小路:
〒600-8053 京都市 下京区富小路通綾小路下る塗師屋町98
HP: http://kyoto-tominokoji.com/index.html
アクセス:地下鉄四条駅/阪急烏丸駅より徒歩6分(12番出口)
     阪急河原町駅より徒歩6分(11番出口)
gallerymap(1)(ブログ用)


<本日の絵>
近畿化学工業界表紙絵(12月号)
近畿化学工業界表紙絵(12月)(縮小)
「神戸北野異人館街・セブンイレブン・トリックアート美術館」

 今や多くの海外観光客、特にアジアの人々が押し寄せる関西の街ですが、
神戸も例外ではありません。北野の異人館街では韓国の若者や中国の人々
が様々なポーズで自撮りに励んでいます。この絵では通常なら主役の異人
館(トリックアート美術館)を遠くにおき、近年急速に増えたブライダル
専門店の店先と、周囲に配慮した黒いロゴの看板に瓦屋根の有名コンビニ
店を手前に描いて、北野異人館街の時代の変化を表してみました。さらに
目の前で自撮りを始めた中国人観光客の家族を逃さず描いたことはいうま
でもありません。

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