葵祭スケッチ(1)
5月15日に初めて葵祭りに行ってきました。三大祭の一つですが、混雑が嫌で、
どの祭りも敬遠していました。
日曜日で多くの人出が予想されましたが、老い先短いので、死ぬ前に一度くらい
は見ておかねばと思い、スケッチを目的にでかけたのです。
あらかじめ、インターネットで行列が見える穴場を調べておいたのですが、地下
鉄で丸太町駅に到着した時には、御所から出発するその時間帯でした。
結局、御所から出てくる門の一番混む場所に行き、人ごみにもみくちゃになりな
がら、行列が出てくるところをスケッチしました。(<本日の絵>)

(続く)
<本日の絵>
フライングタイガー スケッチブック 葵祭(行列の出発)

観客の後ろからなので、肝心の行列はほとんど見えません。一応全身が見える
騎馬武者を狙ってスケッチしました。
どの祭りも敬遠していました。
日曜日で多くの人出が予想されましたが、老い先短いので、死ぬ前に一度くらい
は見ておかねばと思い、スケッチを目的にでかけたのです。
あらかじめ、インターネットで行列が見える穴場を調べておいたのですが、地下
鉄で丸太町駅に到着した時には、御所から出発するその時間帯でした。
結局、御所から出てくる門の一番混む場所に行き、人ごみにもみくちゃになりな
がら、行列が出てくるところをスケッチしました。(<本日の絵>)


(続く)
<本日の絵>
フライングタイガー スケッチブック 葵祭(行列の出発)

観客の後ろからなので、肝心の行列はほとんど見えません。一応全身が見える
騎馬武者を狙ってスケッチしました。
テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術
TAG : 京都
あんカフェオープンアトリエ人物スケッチ(彩色) 後ろ姿スケッチ1
神戸北野のあんカフェでオープンアトリエを開設してほぼ1年を
迎えました。
月の第1水曜日から第4水曜日まで、毎週午前10時から午後4時
近くまで、作家の人々に開放しています。そこでは自由な制作活
動とお互いにコミュニケーションをとっています。
(開設した当日の記事に詳しい説明がありますので、ご興味のあ
る方はご覧ください。)
特に、午後1時から2時まで、その日の参加者各自がモデルになり
自由なポーズで人物スケッチをすることを決まりとしています。
この記事では、後ろ向きのポーズの線描を彩色した最近のあんカ
フェスオープンアトリエ人物ケッチを紹介します。
(続く)
<本日の絵>
フライングタイガースケッチブック 人物スケッチ(あんカフェオープンアトリエ)
迎えました。
月の第1水曜日から第4水曜日まで、毎週午前10時から午後4時
近くまで、作家の人々に開放しています。そこでは自由な制作活
動とお互いにコミュニケーションをとっています。
(開設した当日の記事に詳しい説明がありますので、ご興味のあ
る方はご覧ください。)
特に、午後1時から2時まで、その日の参加者各自がモデルになり
自由なポーズで人物スケッチをすることを決まりとしています。
この記事では、後ろ向きのポーズの線描を彩色した最近のあんカ
フェスオープンアトリエ人物ケッチを紹介します。
(続く)
<本日の絵>
フライングタイガースケッチブック 人物スケッチ(あんカフェオープンアトリエ)

大阪新世界・通天閣(彩色)
今回の個展では、フライングタイガーのスケッチブックを展示しました。
たまたま、新世界通天閣を描いた線描の部分を描いた場所を開けて
いました。すると高槻ジャズストリートに来たと思われる外国人男性と
その子供たちがどやどやと入ってきて、すばやく鑑賞して外にでようと
しているときに、突然その男性が、この新世界の絵が好きだと話しかけ
てきて、彩色したほうが良いといいます。
ということで、彩色結果を<本日の絵>に示します。
<本日の絵>
フライングタイガー スケッチブック 大阪新世界・通天閣(彩色)

たまたま、新世界通天閣を描いた線描の部分を描いた場所を開けて
いました。すると高槻ジャズストリートに来たと思われる外国人男性と
その子供たちがどやどやと入ってきて、すばやく鑑賞して外にでようと
しているときに、突然その男性が、この新世界の絵が好きだと話しかけ
てきて、彩色したほうが良いといいます。
ということで、彩色結果を<本日の絵>に示します。
<本日の絵>
フライングタイガー スケッチブック 大阪新世界・通天閣(彩色)

個展まとめ(3)
感想について言えば、身内だからこそ遠慮のない意見をもらうことができます。
さて、前回の世田谷美術館の個展と今回の個展の両方を見た家人の感想は
以下の通りです。
・ 個展の出来としては、世田谷美術館の時のほうが良かった。
・ 小さな絵が多く、迫力にかけるのと、小さい画面に多くを描きすぎている。
・ 大きい絵の線描も(以前の大きな絵とくらべると)勢いに欠ける。
・ 大きな絵のほうが、(私らしい)のびのびとした力強い線が出る。
と、来訪者の数にホッとしていた気分が現実に引き戻されました。
しかし、実は私自身も初日の前日に展示を終えた会場の壁を見た瞬間、気がつ
いたのです。 前回に比べて出来はよくないと。
けれど上記家人の感想から、何が悪かったのかよりはっきりしました。
私自身が今回の個展をまとめると次のようになります。
1)関西で早く個展を開くこと自身は悪くなかったのですが、会場が広すぎました。
(言い訳をすれば今回の会場しかなかったのです) 広さから逆算して、50枚
一年で制作しなければならないと思ったところから、本来の自分の描き方が
変わってしまったようです。これまでほとんど描くことがなかったF4のサイズで
数を稼ごうとしたのです。それが、大きな画面の描き方を小さな画面で描いた
ため詰め込みすぎることになったようです。
2)一方、会場の広い壁をF4だけで埋めるのはバランスが悪いと考え、昨年末から
あわててF10、全紙を描き始めたのですが、1年近く大きな水彩紙で描いていな
かったので、今度は逆に線描がF4サイズの描き方に引きずられて、ちまちまとし
た描き方になってしまったようです。
3)さらに付け加えると、関西の都市をいかに描くかを考えすぎたこともあるかもし
れません。
以上、少なくとも関西の方に線スケッチを知っていただくという初期の目的はなんと
か満たすことができたと思われるので、これからは以前のように大きな水彩紙を中
心に、描いていきたいと思います。
(終わり)
<本日の絵>
オリオン スケッチブック 128X182mm2枚続き 南禅寺・疎水

道路に外国人観光客が歩いている姿を描こうとしていたのですが、
1年近く経ってしまいましたので、人物なしで報告します。
さて、前回の世田谷美術館の個展と今回の個展の両方を見た家人の感想は
以下の通りです。
・ 個展の出来としては、世田谷美術館の時のほうが良かった。
・ 小さな絵が多く、迫力にかけるのと、小さい画面に多くを描きすぎている。
・ 大きい絵の線描も(以前の大きな絵とくらべると)勢いに欠ける。
・ 大きな絵のほうが、(私らしい)のびのびとした力強い線が出る。
と、来訪者の数にホッとしていた気分が現実に引き戻されました。
しかし、実は私自身も初日の前日に展示を終えた会場の壁を見た瞬間、気がつ
いたのです。 前回に比べて出来はよくないと。
けれど上記家人の感想から、何が悪かったのかよりはっきりしました。
私自身が今回の個展をまとめると次のようになります。
1)関西で早く個展を開くこと自身は悪くなかったのですが、会場が広すぎました。
(言い訳をすれば今回の会場しかなかったのです) 広さから逆算して、50枚
一年で制作しなければならないと思ったところから、本来の自分の描き方が
変わってしまったようです。これまでほとんど描くことがなかったF4のサイズで
数を稼ごうとしたのです。それが、大きな画面の描き方を小さな画面で描いた
ため詰め込みすぎることになったようです。
2)一方、会場の広い壁をF4だけで埋めるのはバランスが悪いと考え、昨年末から
あわててF10、全紙を描き始めたのですが、1年近く大きな水彩紙で描いていな
かったので、今度は逆に線描がF4サイズの描き方に引きずられて、ちまちまとし
た描き方になってしまったようです。
3)さらに付け加えると、関西の都市をいかに描くかを考えすぎたこともあるかもし
れません。
以上、少なくとも関西の方に線スケッチを知っていただくという初期の目的はなんと
か満たすことができたと思われるので、これからは以前のように大きな水彩紙を中
心に、描いていきたいと思います。
(終わり)
<本日の絵>
オリオン スケッチブック 128X182mm2枚続き 南禅寺・疎水

道路に外国人観光客が歩いている姿を描こうとしていたのですが、
1年近く経ってしまいましたので、人物なしで報告します。
個展まとめ(2)
まとめの続きをすぐに書くつもりが、あっというまに日がたってしまいました。
知らず知らずのうちに疲れがたまっていて、ブログを書く余裕がありません
でした。ぼちぼちはじめることにします。
さて、書いていただいたアンケートの感想文をまとめてみました。基本的には、
2年前の世田谷美術館での個展でいただいた感想と共通していましたので、
ここでは詳しくはご紹介しません。
当然のことながら、辛口の言葉はありませんから、こちらとしては浮かれる気
持ちになるので気を付けなければなりません。けれど、ほめ言葉も真実を含ん
でいるはずですから、すなおに受け止めて、褒めていただいた部分を今後も
伸ばしていきたいと思います。
ここでは、あえて批判的にみてみつめてみました。
きっかけは、身内の意見です。
(続く)
<本日の絵>
オリオン スケッチブック 128X182mm2枚続き 梅ヶ丘羽根木公園梅林(彩色)

昨年、世田谷区の羽根木公園での梅林のスケッチを彩色しました。
まだ、梅がつぼみの段階でしたので、基本的には梅の枝が主役です。
知らず知らずのうちに疲れがたまっていて、ブログを書く余裕がありません
でした。ぼちぼちはじめることにします。
さて、書いていただいたアンケートの感想文をまとめてみました。基本的には、
2年前の世田谷美術館での個展でいただいた感想と共通していましたので、
ここでは詳しくはご紹介しません。
当然のことながら、辛口の言葉はありませんから、こちらとしては浮かれる気
持ちになるので気を付けなければなりません。けれど、ほめ言葉も真実を含ん
でいるはずですから、すなおに受け止めて、褒めていただいた部分を今後も
伸ばしていきたいと思います。
ここでは、あえて批判的にみてみつめてみました。
きっかけは、身内の意見です。
(続く)
<本日の絵>
オリオン スケッチブック 128X182mm2枚続き 梅ヶ丘羽根木公園梅林(彩色)

昨年、世田谷区の羽根木公園での梅林のスケッチを彩色しました。
まだ、梅がつぼみの段階でしたので、基本的には梅の枝が主役です。
個展のまとめ(1)
個展の状況の記事の中で何度もコメントしましたが、多数の方に
訪問していただいたことは予想外のことでした。
最終的に把握した総数は丁度460名です。
(毎日の訪問客数を市の担当部局に報告することが義務付けら
れており、毎日計測していたため正確な数がわかりました。)
案内ポストカードで訪問いただいた方も多く、ゴールデン・ウィーク
のさなかに訪問していただいたこと、さらに熱心に作品をみていた
だいたことに感謝いたします。
一方、予想外に多かったのは、「けやき」を常日ごろ訪問されてい
る方でした。私と違って、常日頃多くの分野に関心を持つ方が多い
ことを知りました。しかも、多数の分野を実際に習われている方も
多く、質問される内容もかなり専門的なものもありました。
同じく予想外だったのは、多くの飛び込みの訪問者がおられたこと
です。この会場が駅の構内にあることが大きな理由と思われます
が、お話を聞いていると、入口のショウウィンドウ内の作品および
会場ガラス越しに作品群が明るく輝いていたのでついつい入ったと
のこと。どうやら作品の性質もかかわっていることは間違いありませ
ん。
来ていただいた方の大半は、このような絵画形式が初めてだったよ
うで、共通の印象としては「明るい」「楽しい」というものですが、背景
には、見たこともない、初めてだという「驚き」も入っていたようです。
(続く)
<本日の絵>
アルシュ 全紙 四条木屋町カフェフランソワ前の道路(線描)

個展開始直前に完成した(正確に言えばなんとか完成させたというほうが
正しいかも)全紙の線描を紹介します。
この通りは、今時の韓国、中国などアジアの観光客ももちろんですが、戦
前から出てきたかと思うような、少し時代がかった男性(商売人風の着物
姿、マント姿の人など)が通るので興味深く、そのような人々も描いてみま
した。
訪問していただいたことは予想外のことでした。
最終的に把握した総数は丁度460名です。
(毎日の訪問客数を市の担当部局に報告することが義務付けら
れており、毎日計測していたため正確な数がわかりました。)
案内ポストカードで訪問いただいた方も多く、ゴールデン・ウィーク
のさなかに訪問していただいたこと、さらに熱心に作品をみていた
だいたことに感謝いたします。
一方、予想外に多かったのは、「けやき」を常日ごろ訪問されてい
る方でした。私と違って、常日頃多くの分野に関心を持つ方が多い
ことを知りました。しかも、多数の分野を実際に習われている方も
多く、質問される内容もかなり専門的なものもありました。
同じく予想外だったのは、多くの飛び込みの訪問者がおられたこと
です。この会場が駅の構内にあることが大きな理由と思われます
が、お話を聞いていると、入口のショウウィンドウ内の作品および
会場ガラス越しに作品群が明るく輝いていたのでついつい入ったと
のこと。どうやら作品の性質もかかわっていることは間違いありませ
ん。
来ていただいた方の大半は、このような絵画形式が初めてだったよ
うで、共通の印象としては「明るい」「楽しい」というものですが、背景
には、見たこともない、初めてだという「驚き」も入っていたようです。
(続く)
<本日の絵>
アルシュ 全紙 四条木屋町カフェフランソワ前の道路(線描)

個展開始直前に完成した(正確に言えばなんとか完成させたというほうが
正しいかも)全紙の線描を紹介します。
この通りは、今時の韓国、中国などアジアの観光客ももちろんですが、戦
前から出てきたかと思うような、少し時代がかった男性(商売人風の着物
姿、マント姿の人など)が通るので興味深く、そのような人々も描いてみま
した。