京阪神の街をどう描くか、問題意識の整理(2)

以下、ランダムで紹介していきます。

(1) 久我なつみ著「名画の中の京都」(京都新聞社、2006年)

                   名画の中の京都

        ・京都をどう描くか、これまで先達の絵を調べてきました。
        ・例えばすぐに思いつく東山魁夷や安野光雅の京都の絵以外にも、
          図書館で多くの画家たちの絵を調べました。

          結局、現代の京都の街を真正面に取り組んで描いたものはほとん
          どないことを確かめました。(結果的に描いているものもありますが、
          意図的ではありません)

          この著書も例外ではありませんでした。

(2) 中川 理著「京都 近代の記憶 場所・人・建築」(思文閣 2015)

                         京都 近代の記憶

           ・昨年出版されたばかりですが、どうやら寺社仏閣庭園や町屋など京都
            の定番の景観以外に、京都の近代建築が見直されてきているようです。
           (もちろん、全国的にみれば藤森照信氏などによる近代建築見直しはだ
            いぶ以前からされて、もはや常識になっていると思うのですが、京都では
            歴史的資産が多すぎて、相対的に低くなっていると思えたのです。)

           ・まさに、この3年間、京都の街歩きで私が実感したことと一致しています。
             近代建築と現代の京都を対比させて描くことを続行する意を強くさせる
             本でした。

       中川氏の著書とは異なる立場で著書、ナカムラ ユキ著「京都レトロ散歩」(PH
       P研究所 2012)
                                   
                          、京都レトロ散歩 
            
       も、著者ならではの視点で訪れたレトロ建築が紹介されています。建築内部や、
       内部から見た景色をスケッチするのに役立ちそうです。
(続く)

<本日の絵>
マイブック 人物スケッチ(阪急神戸線)
人物スケッチ(阪急神戸線)019(縮小)
久しぶりに、電車の人物スケッチの全身像です。
今見ると、とんでもなくしっかりした下半身の描像なので、驚きました。
最近の日本人女性は女子高生を除けば、足が細身の方が多いので
懐かしい感じです、(私の若いころの日本人女性の足ですね。)

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京阪神の街をどう描くか、問題意識の整理(1)

京阪神地区を線スケッチでどうえがくか、新しい視点を出せない
かと模索して1年8正確には、3年前からですが)、問題意識を折
に触れて記事に書いてきました。

これまで、京都、大阪、神戸(および奈良)と街歩きを重ねるにつ
れ、自分の中の問題意識が徐々に明らかになりつつあります。

一方、現場で考えるようにしているので、事前の知識は入れない
ようにしてきました。

昨年半ばから、その場所で考えた視点で図書を探すと関連図書
が続々現れます。
(不思議ですが、問題意識をもたなかったら、一生手にすることは
なかったかもしれません)

ここ1年間で持った問題意識を少し整理するため、選んだ書籍の
選択の理由で示して、現在私が持っている問題意識を整理したい
と思います。
(続く)

<本日の絵>
マイブック 人物スケッチ(阪急神戸線)
人物スケッチ(近鉄奈良線)0188縮小)
時折、脳裏に残る顔つきの方がいます。この長いあごの男性もそうでした。

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人物スケッチ(大阪環状線)

たまには、真ん前の人ではなく、斜め後ろからスケッチ。


<本日の絵>
マイブック 人物スケッチ(大阪環状線)
人物スケッチ(大阪環状線)017(縮小)

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人物スケッチ(近鉄奈良線)

昨年の人物スケッチの続きです。

<本日>
マイブック 人物スケッチ(近鉄奈良線)
人物スケッチ(近鉄奈良線)016(縮小)

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2015年度・第12回永沢まこと賞をいただきました!(2)

今回、砧公園の桜の絵を例示していただいた機会に、当時の
ブログ記事
を読み返しました。すっかり忘れていましたが、当時、
すでにこの砧公園の桜の作品の講評の中で、線描についての
持論を展開されていたのです。以下、再掲載します。

(前略)以下、「線」と「色」に対する先生のコメントの要点です。

 ・線スケッチの場合、色よりも線の出来が見抜かれる。線を
  見る目を持たなくてはならない。
 ・線には三つの性質がある。
   1)太さ(太いか細いか)
   2)スピード(速度)
   3)圧力
 ・1)は、ペンの種類で決まり、3つの性質の中では重要度
  は小さい。
  2)は、絵に速さ、時間性を与える。
  3)は、筆圧に関係し、3つの中では一番重要である。なぜ
  なら、描き手の意識が入っているから。
 ・どんなに色をキレイに塗っても、土台となる線に、その人が
  かけた意識が表れていなければ、化粧と同じで表面だけの
  キレイさでしかない。
 ・なぜ、自分がフェルトをペン先に持つ水性サインペンを用い
  始めたのか。これがあって、はじめて筆と同じように、描き
  手の意識を、筆圧で表現できるようになったから。

実は、教室では、ことあるごとに、以上の趣旨は、伝えておられ
るのですが、線の性質の分類と、数十年前NYで、N先生が見つ
けられた、日本の技術革新の成果であるフェルト水性サインペン
の必然性について聞いたのは初めてのような気がします。

どうやら、あれほど、促されたのは、私の絵を題材にして、桜と
いうテーマを線で表現することの難しさ、線スケッチにおける線
の本質を生徒全員に伝えたかったからなのでしょう。


今回の受賞を受けて、本来ならばさらに高みに向けて発展させ
なければならないのでしょうが、線描の奥深さをあらためてかみ
しめて線描にこだわってみたいと思います。

<本日の絵>
ワットマン F4 昼下がりの京都・先斗町通り(彩色)
京都・先斗町(彩色)
先生から受賞を知らせるNEWSLETTERを事前に送付いただきました。その
NEWSLETTRに例示として掲載されていた上記作品は、オフィシャルブログ
には載せられていないので、参考のため示します。

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2015年度・第12回永沢まこと賞をいただきました!(1)

本日、永沢まこと教室でご一緒した原としゆきさんのブログを覗いたところ、
2015年度・第12回永沢まこと賞受賞の記事が目に飛び込んできました。

実は、私も受賞の内定の知らせは、先生からいただいていました。しかし先
生のオフィシャルブログで発表されるまでは伏せなければなりません。

あわてて、オフィシャルブログを見たところ、発表が掲載されているのを確認
できましたので、ここにご報告いたします。

永沢まこと賞についてはまったく予想をしていなかっただけに、知らせを聞い
た時はうれしさよりも正直驚きでした。

しかし、受賞のコメントを読んで、線スケッチで私がひたすら心がけてきたポイ
ントを評価していただいたことがわかり、本当にうれしく思いました。(以下、引
用します。)

筆ぺんやリブ、プチのようなフェルトペンだから出来ることですが、ペンに速
度と、強弱を加えて何かを描きとると、“線だけ”でこんなに多様でかつインパ
クトがある世界が創り出せるのだということを、わたなべさんは、今見せてくれ
ています。

(元記事は、こちらをクリックください。)

なお、元記事の中で線の強弱の表現の例示として掲載いただいた、<砧公園
の桜樹>は、手前に大きく迫ってくる桜の枝の部分をクローズアップしたもの
ですので、参考のため、全体像を<本日の絵>に示します。

<本日の絵>
ワットマンF10二枚R続き 砧公園のソメイヨシノ
H25砧公園ソメイヨシノ(結合)

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吹田・浜屋敷の干し柿(彩色)

昨年秋、吹田市の浜屋敷で行ったじゃばらスケッチ展で
描いた干し柿
の彩色を行いました。


<本日の絵>
VIFART F3 吹田・浜屋敷の干し柿(彩色)
吹田浜屋敷の干し柿(彩色)(縮小)
白い壁に白い障子があるので、描きにくいことこの上なしでした。
障子は、影を意識して青く塗ってみましたが、そのようにみえる
でしょうか。

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神戸・北野異人館広場(彩色)

昨年9月に紹介した「北野異人館広場(線描)」の彩色を行いました。
<本日の絵>に示します。

<本日の絵>
VIFART F3  神戸・北野異人館広場(彩色)
神戸・北野異人館前広場(彩色)(縮小)
路面のタイルの色を塗るのがいつもまよいます。
今回サキソフォンを吹く銅像の色を意識して同系色を
塗ったのですが、気に入らず、他の部分まであまり気
乗りのしない彩色作業でした。

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代官山カフェ(彩色) 完成

昨年5月に完成していた線描の彩色をようやく完成させました。

関西でのスケッチの彩色を優先していたので、大変遅くなりました。
ただ、失敗だったのは、細かいところを線描するのに、いつものペン
を使わず新しいペンを試したことです。

塗ってみると、線描の一部が溶けだして紫色のにじみが出てしまった
のです。

カフェの手前の歩道の部分は明るい青灰色なのに、、結局暗い赤紫色
に塗ることでごまかすことにしました。

<本日の絵>
ワットマン F4 代官山カフェ(彩色)
代官山カフェ(彩色)(縮小)

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花スケッチ(オープンアトリエ)

20日のあんカフェオープンアトリエの午後、午前のスケッチ教室
で使った花を容器に入れてスケッチすることにしました。

今回は、机の上の敷物や背後の椅子なども描きました。

<本日の絵>
VIFART Rough F3 花スケッチ(線描)
静物スケッチ(あんカフェ)(線描)

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