梅ヶ丘・羽根木公園の梅の花
梅ヶ丘・羽根木公園の八重野梅(線描)
前回の記事では服部緑地・日本民家集落博物館の梅のスケッチを
紹介しましたが、じつは今年すでに梅の絵を描いていました。
それは、まだ早咲きの梅がようやく咲き出したころ、世田谷区梅ヶ丘
の羽根木公園の梅の景色です。(線描を<本日の絵>に示します)
以前から桜に比べて梅をほとんどスケッチしていなかったので、いず
れ本格的にしてみたいと思っていたのです。とくに、障壁画の梅の巨
木の幹が頭にあり、梅の花よりも幹を描いてみたいと思い、まだ寒さ
の厳しい1月20日に梅で有名な世田谷区梅ヶ丘の羽根木公園に出か
けました。
障壁画の梅に匹敵する幹を探しましたが、それらしい梅はありません。
しばらく探すと公園併設の日本家屋をバックに太い幹の八重野梅とい
う梅が見つかりました。

花はほとんどついていませんが、枝ぶりを描くのに申し分ありません。
(続く)
<本日の絵>
Orion Sketches 128mmmX182mm 梅ヶ丘・羽根木公園の八重野梅(線描)

紹介しましたが、じつは今年すでに梅の絵を描いていました。
それは、まだ早咲きの梅がようやく咲き出したころ、世田谷区梅ヶ丘
の羽根木公園の梅の景色です。(線描を<本日の絵>に示します)
以前から桜に比べて梅をほとんどスケッチしていなかったので、いず
れ本格的にしてみたいと思っていたのです。とくに、障壁画の梅の巨
木の幹が頭にあり、梅の花よりも幹を描いてみたいと思い、まだ寒さ
の厳しい1月20日に梅で有名な世田谷区梅ヶ丘の羽根木公園に出か
けました。
障壁画の梅に匹敵する幹を探しましたが、それらしい梅はありません。
しばらく探すと公園併設の日本家屋をバックに太い幹の八重野梅とい
う梅が見つかりました。

花はほとんどついていませんが、枝ぶりを描くのに申し分ありません。
(続く)
<本日の絵>
Orion Sketches 128mmmX182mm 梅ヶ丘・羽根木公園の八重野梅(線描)

服部緑地・日本民家集落博物館の梅と民家スケッチ
ペン画展を見た後、民家集落博物館の中を巡りました。歩みを進め
るに従い、道の両側に日本全国の特徴ある民家が見え隠れしてい
きます。

奥に進むと、一人の男性が絵を描いていました。そこからは、眼下に
盆地状になった場所に梅林があり、今まさに花が咲き乱れています。
その先にはなだらかな斜面にいくつもの古民家が立ち並んでいます。

私も、スケッチしたくなり梅林まで降りて、八重咲の梅の花を手前に大
きく、かなたに琉球の民家が見えるように入れて、すばやくスケッチして
みました。(<本日の絵>)
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 264X178mm 服部緑地・日本民家集落博物館スケッチ(線描)
るに従い、道の両側に日本全国の特徴ある民家が見え隠れしてい
きます。

奥に進むと、一人の男性が絵を描いていました。そこからは、眼下に
盆地状になった場所に梅林があり、今まさに花が咲き乱れています。
その先にはなだらかな斜面にいくつもの古民家が立ち並んでいます。

私も、スケッチしたくなり梅林まで降りて、八重咲の梅の花を手前に大
きく、かなたに琉球の民家が見えるように入れて、すばやくスケッチして
みました。(<本日の絵>)
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 264X178mm 服部緑地・日本民家集落博物館スケッチ(線描)
テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術
TAG : 公園スケッチ
「民家集落ペン画展III」
一週間ほど前に大阪府の服部緑地公園に行ってきました。
生まれて初めての訪問なので、新宿御苑を頭の中で対比させながら見
て回りました。
残念ながら、クスノキの大木を除いて、スケッチをしたくなるような巨木は
ありませんでした。

花盛りの梅林をみながら、広場を北に突っ切ると、工事中の飛騨白川の
合掌造りが目に入ってきました。壁に沿って歩くと、右奥に日本民家集落
博物館の看板が目に入ります。
ふと入り口をみると、ペン画で描かれた民家のポスターが目に入りました。
入り口横の大阪堂島にあった米蔵の中で開催中とのこと、さっそく入ること
にしました。


中に入ると作者の清家浩二さんがお客さんの応対をされていました。白
髪、長身の紳士です。
聞けば、私と同じく企業のOBで、リタイア後、陶芸をされてから、今回の
主にピグマのペンを使ったペン画をはじめられ、発表は今回が3回目だ
そうです。

作風ですが、私の線スケッチと異なり、比較的短い線を柔らかいタッチで
描かれているので、線の強弱のめりはりをつえるのではなく、絵全体が
やわらかい、やさしさでつつまれています。アクセントとして水彩による淡
彩が施されています。
ペン画については、関西ではそれほど普及していない技法なので、よい
先生がみつからず、自分流で描いているとのことでした。
参考までに、手持ちの私の作品(ポストカード)をお渡しし、線スケッチに関
する私の方法についてもお話して、会場をあとにしました。
<本日の絵>
ポスター 清家浩二作画
生まれて初めての訪問なので、新宿御苑を頭の中で対比させながら見
て回りました。
残念ながら、クスノキの大木を除いて、スケッチをしたくなるような巨木は
ありませんでした。

花盛りの梅林をみながら、広場を北に突っ切ると、工事中の飛騨白川の
合掌造りが目に入ってきました。壁に沿って歩くと、右奥に日本民家集落
博物館の看板が目に入ります。
ふと入り口をみると、ペン画で描かれた民家のポスターが目に入りました。
入り口横の大阪堂島にあった米蔵の中で開催中とのこと、さっそく入ること
にしました。



中に入ると作者の清家浩二さんがお客さんの応対をされていました。白
髪、長身の紳士です。
聞けば、私と同じく企業のOBで、リタイア後、陶芸をされてから、今回の
主にピグマのペンを使ったペン画をはじめられ、発表は今回が3回目だ
そうです。

作風ですが、私の線スケッチと異なり、比較的短い線を柔らかいタッチで
描かれているので、線の強弱のめりはりをつえるのではなく、絵全体が
やわらかい、やさしさでつつまれています。アクセントとして水彩による淡
彩が施されています。
ペン画については、関西ではそれほど普及していない技法なので、よい
先生がみつからず、自分流で描いているとのことでした。
参考までに、手持ちの私の作品(ポストカード)をお渡しし、線スケッチに関
する私の方法についてもお話して、会場をあとにしました。
<本日の絵>
ポスター 清家浩二作画
テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術
TAG : 大阪
京の路地裏美術館・スケッチ会(3月15日) 参加(2)
三時半に最初の集合場所の元立誠小学校の1階のカフェに集
まることになっています。作成した作品を紹介するためです。
最初に、世話人の彫刻家、貴志カスケさんの挨拶から始まりま
した。
どのように進行するのかわかりませんでしたが、順番に各作品
を自己紹介しながら話が進みます。

参加者は千差万別で、プロの方からスケッチ愛好家まで。スケッ
チそのものを楽しみに参加しているように見えました。
ですから、いわゆる講評会や批評会のように、講師の方が講評
するのではなく、それぞれの方のスケッチの描き方を尊重しなが
ら、自らの今後の制作に良い点を学び、取り入れるといった雰囲
気です。
いろんな作風の中で、数は少ないですがペンスケッチをされる女
性もおられ、自然に注目してしまいます。
また、隣にすわった男性Nさんが、私の作品を見て長沢まこと
方式のスケッチではないかと思われたらしく、話しているときに
私がそうだと返事すると、「実は自分も長沢さんの絵に注目し、
長沢さんの本から言葉や絵を昔から集めている」とのお話。意
外にも同好の士が近くにいるものだと驚きました。
お互いに、自分の絵を紹介しあいましたが、その方の作品で、絵
巻物風に、街の人物の全身像を描いた人物クロッキーが新鮮でし
た。
<本日の絵>
マイブック 人物スケッチ(阪急京都線)

この方はスマホを操っているわりには、正面を向く機会が多く、
最近描けなかったこちらを向いた顔を描くことができました。
スマホを持つ手の指がしっかり開いているのが印象的で、意
識して描いています。
まることになっています。作成した作品を紹介するためです。
最初に、世話人の彫刻家、貴志カスケさんの挨拶から始まりま
した。
どのように進行するのかわかりませんでしたが、順番に各作品
を自己紹介しながら話が進みます。

参加者は千差万別で、プロの方からスケッチ愛好家まで。スケッ
チそのものを楽しみに参加しているように見えました。
ですから、いわゆる講評会や批評会のように、講師の方が講評
するのではなく、それぞれの方のスケッチの描き方を尊重しなが
ら、自らの今後の制作に良い点を学び、取り入れるといった雰囲
気です。
いろんな作風の中で、数は少ないですがペンスケッチをされる女
性もおられ、自然に注目してしまいます。
また、隣にすわった男性Nさんが、私の作品を見て長沢まこと
方式のスケッチではないかと思われたらしく、話しているときに
私がそうだと返事すると、「実は自分も長沢さんの絵に注目し、
長沢さんの本から言葉や絵を昔から集めている」とのお話。意
外にも同好の士が近くにいるものだと驚きました。
お互いに、自分の絵を紹介しあいましたが、その方の作品で、絵
巻物風に、街の人物の全身像を描いた人物クロッキーが新鮮でし
た。
<本日の絵>
マイブック 人物スケッチ(阪急京都線)

この方はスマホを操っているわりには、正面を向く機会が多く、
最近描けなかったこちらを向いた顔を描くことができました。
スマホを持つ手の指がしっかり開いているのが印象的で、意
識して描いています。
京の路地裏美術館・スケッチ会(3月15日)参加
パンフレットに記載されたスケッチ会は、3月15日、日曜日の午前10時に
元・立誠小学校前に集合とあります。
当日は天気予報では雨の可能性がありましたが、朝から晴れとなり、絶
好のスケッチ日和となりました。これは行くしかありません。
問題は、スケッチポイントです。今回の対象場所の先斗町は、これまでも
何度も訪れていますが、スケッチポイントをさがすというよりは、ただの観
光の意識しかありませんでした。
そこで集合場所に行く前に、スケッチする場所をあらかじめ下見してみま
した。
何度も先斗町を行き来して、最終的に候補を二つに絞りました。
一つは、南から「東華菜館」が近くに見通せる場所。もう一つは、べんがら
色の壁を持つ町屋風のお店から南を見通す景色の二つです。


さて、10時前に集合場所の元立誠小学校前に行くと、すでに7-8名の
方が集まっています。その後、10名前後の方が集まり、挨拶と説明の
後解散となりました。
すでに、その時にはベンガラ色の壁と先斗町の通りを本命にしようと決
めていたので、まよわずその場所に向かいます。
ところが、前を歩く一人の男性が同じ場所に向かっている気配です。さら
には、背後からも同じ場所に何名も向っています。
結局、誰もが同じように考えるのか、私が本命と思った場所があまりの人
気なのと、描く準備を始めたた方が、この会のベテランの方なので、今回
は遠慮して、もう一つの「東華菜館」を前面に臨む先斗町を描くことにしま
した。
完成した線描を<本日の絵>に示します。
(続く)
<本日の絵>
ワットマン F4 昼下がりの京都・先斗町通り(線描)

「昼下がりの」とタイトルをつけたのは、夕刻以降では平日この
ように人通りが少ないことはないからです。描いた時刻は人影
が少ない平日の日中を示しています。
なお昨今の京都では、舞妓さんも観光客がその姿になってい
るのか本物の舞妓さんなのかわかりません。そこで現代京都
を表すために舞妓さん姿を中心にするのではなく、通りゆく後
姿を観光客の若い女性が振り向いたところを主題にしてみま
した。
元・立誠小学校前に集合とあります。
当日は天気予報では雨の可能性がありましたが、朝から晴れとなり、絶
好のスケッチ日和となりました。これは行くしかありません。
問題は、スケッチポイントです。今回の対象場所の先斗町は、これまでも
何度も訪れていますが、スケッチポイントをさがすというよりは、ただの観
光の意識しかありませんでした。
そこで集合場所に行く前に、スケッチする場所をあらかじめ下見してみま
した。
何度も先斗町を行き来して、最終的に候補を二つに絞りました。
一つは、南から「東華菜館」が近くに見通せる場所。もう一つは、べんがら
色の壁を持つ町屋風のお店から南を見通す景色の二つです。


さて、10時前に集合場所の元立誠小学校前に行くと、すでに7-8名の
方が集まっています。その後、10名前後の方が集まり、挨拶と説明の
後解散となりました。
すでに、その時にはベンガラ色の壁と先斗町の通りを本命にしようと決
めていたので、まよわずその場所に向かいます。
ところが、前を歩く一人の男性が同じ場所に向かっている気配です。さら
には、背後からも同じ場所に何名も向っています。
結局、誰もが同じように考えるのか、私が本命と思った場所があまりの人
気なのと、描く準備を始めたた方が、この会のベテランの方なので、今回
は遠慮して、もう一つの「東華菜館」を前面に臨む先斗町を描くことにしま
した。
完成した線描を<本日の絵>に示します。
(続く)
<本日の絵>
ワットマン F4 昼下がりの京都・先斗町通り(線描)

「昼下がりの」とタイトルをつけたのは、夕刻以降では平日この
ように人通りが少ないことはないからです。描いた時刻は人影
が少ない平日の日中を示しています。
なお昨今の京都では、舞妓さんも観光客がその姿になってい
るのか本物の舞妓さんなのかわかりません。そこで現代京都
を表すために舞妓さん姿を中心にするのではなく、通りゆく後
姿を観光客の若い女性が振り向いたところを主題にしてみま
した。
京の路地裏美術館について
手渡されたパンフレットには、次のようなタイトルと内容が書いてありました。
京の路地裏美術館(ストリートミュージアム)の開催について
京都アートカウンシルは以下のことを提起いたします。
皆様の多数のご参加をお願いします。
主催は 京の路地裏美術館実行委員会、後援は、京都アートカウンシルとあ
ります。
詳しくは省きますが、今年度開催される「京都国際現代芸術祭2015」に合わ
せて、2013年9月から、街中を碁盤の目のような通りを毎月スケッチし、定期
的に発表を行うことと、誰でも当日参加できるものでした。
(詳しくは、ココと、ココをご覧ください。)
3年前に、私が京都の街中をスケッチしようとした時と一致しています。今年の
5月の芸術祭に合わせているのですから、ほとんど終了の時期になり、少々
残念に思いました。
しかし、よくみると3月15日に、先斗町通りを描くスケッチ会が記載されています。
今後、どうなるのかも含めてぜひ参加してみようと思いました。
(続く)
<本日の絵>
Orion Sketches 128mmmX182mm 高槻・大阪医科大学の近代建築(彩色)

どうしても、真ん中の合わせ目をつなぐことができないので、
間があいてしまいました。
将来、この部分を外してきちんと2枚に続けたものを差し
替えます。
京の路地裏美術館(ストリートミュージアム)の開催について
京都アートカウンシルは以下のことを提起いたします。
皆様の多数のご参加をお願いします。
主催は 京の路地裏美術館実行委員会、後援は、京都アートカウンシルとあ
ります。
詳しくは省きますが、今年度開催される「京都国際現代芸術祭2015」に合わ
せて、2013年9月から、街中を碁盤の目のような通りを毎月スケッチし、定期
的に発表を行うことと、誰でも当日参加できるものでした。
(詳しくは、ココと、ココをご覧ください。)
3年前に、私が京都の街中をスケッチしようとした時と一致しています。今年の
5月の芸術祭に合わせているのですから、ほとんど終了の時期になり、少々
残念に思いました。
しかし、よくみると3月15日に、先斗町通りを描くスケッチ会が記載されています。
今後、どうなるのかも含めてぜひ参加してみようと思いました。
(続く)
<本日の絵>
Orion Sketches 128mmmX182mm 高槻・大阪医科大学の近代建築(彩色)

どうしても、真ん中の合わせ目をつなぐことができないので、
間があいてしまいました。
将来、この部分を外してきちんと2枚に続けたものを差し
替えます。
京都路地裏スケッチ展
新京極通りのアーケードを北上し、三条通りにぶつかると左に向かいます。
最近描いた1928ビルを右手に見ながら通り過ぎ、柳馬場通りまでいかず、
その手前、YMCAの隣のビルに、めざす「ギャラリー吉象堂」がありました。
入口に、手作りのポスターがあり早速入ります。

2階にあがると、様々な京都の街角のスケッチが展示されていました。
技法も、水彩だけでなく、油絵も含む様々な技法で描かれています。

中には、絵巻物風に、京の各通りにある町屋や近代建築を墨と筆で
描いた大作もあります。(下の写真)

一体、このグループは何なのかと疑問に思い受付の女性に尋ねると、
パンフレットを手渡されました。
(続く)
<本日の絵>
マイブック お店スケッチ(西新宿 レストラン)

いつもランチをとるレストランでのスケッチ。これで3回目です。
最近描いた1928ビルを右手に見ながら通り過ぎ、柳馬場通りまでいかず、
その手前、YMCAの隣のビルに、めざす「ギャラリー吉象堂」がありました。
入口に、手作りのポスターがあり早速入ります。

2階にあがると、様々な京都の街角のスケッチが展示されていました。
技法も、水彩だけでなく、油絵も含む様々な技法で描かれています。

中には、絵巻物風に、京の各通りにある町屋や近代建築を墨と筆で
描いた大作もあります。(下の写真)

一体、このグループは何なのかと疑問に思い受付の女性に尋ねると、
パンフレットを手渡されました。
(続く)
<本日の絵>
マイブック お店スケッチ(西新宿 レストラン)

いつもランチをとるレストランでのスケッチ。これで3回目です。
テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術
TAG : 京都