「東京スケッチしよう展」@NHK放送センターみんなの広場 ふれあいホール
水曜日に標題の三人展に行ってきました。出展者は、あさみさだむさん
佐々木まき子さん、 高橋広さんの3人です。

3人は、高橋さんを代表とする「東京スケッチしよう会」のメンバーで、毎月
といってよいほど精力的に東京を描いてきました。
ですから、今回の展示は基本的に東京を描いたものが中心です。また、新
しい試みとして、スケッチブックが机の上に展示され、自由に手に取ってみ
ることができるのはうれしいことでした。

なおこの日は、あさみさんはおられず、高橋さんと佐々木さんにお会いする
ことができました。
以下各出展者の作品の感想です。
あさみさん:ブログでご自身もおっしゃっているように、大きな作品よりも小さ
な作品の方があさみさんの特徴がよく出るようです。緻密な作風
は、大きな作品よりも、小さな作品によりあってるように思いました。
佐々木まき子さん: この方の作品は、厳しい線描と、ポイントとなる色が際立
つ彩色法、そしてすでに描かれた線描の上に気にせず描かれた人
物群が魅力です。展示の中に、ご自身の人物描写法についての解
説がありました。とても参考になります。
高橋広さん:プロの漫画家として、その人物描写はとてもすばらしく、とうていま
ねできるものではありません。特に、前面に大きく描かれた男性の姿
は、味わいがあり、このような人物がえがくことができたらなあとつい
思います。
なお、この会場は、代々木公園に隣接しており、いつもならイベントが目白押し
で人通りが絶えないのに、デング熱騒ぎで、火が消えたような静けさです。少し
残念なことでした。
ですが、引っ切り無しに線スケッチの関係者が訪れていましたので、彼らがゆっ
くり作者と話すためにはよかったかもしれません。
<本日の絵>
ポストカード

左から、佐々木まき子さん、あさみさだむさん、高橋広さんの作品です。
佐々木まき子さん、 高橋広さんの3人です。


3人は、高橋さんを代表とする「東京スケッチしよう会」のメンバーで、毎月
といってよいほど精力的に東京を描いてきました。
ですから、今回の展示は基本的に東京を描いたものが中心です。また、新
しい試みとして、スケッチブックが机の上に展示され、自由に手に取ってみ
ることができるのはうれしいことでした。

なおこの日は、あさみさんはおられず、高橋さんと佐々木さんにお会いする
ことができました。
以下各出展者の作品の感想です。
あさみさん:ブログでご自身もおっしゃっているように、大きな作品よりも小さ
な作品の方があさみさんの特徴がよく出るようです。緻密な作風
は、大きな作品よりも、小さな作品によりあってるように思いました。
佐々木まき子さん: この方の作品は、厳しい線描と、ポイントとなる色が際立
つ彩色法、そしてすでに描かれた線描の上に気にせず描かれた人
物群が魅力です。展示の中に、ご自身の人物描写法についての解
説がありました。とても参考になります。
高橋広さん:プロの漫画家として、その人物描写はとてもすばらしく、とうていま
ねできるものではありません。特に、前面に大きく描かれた男性の姿
は、味わいがあり、このような人物がえがくことができたらなあとつい
思います。
なお、この会場は、代々木公園に隣接しており、いつもならイベントが目白押し
で人通りが絶えないのに、デング熱騒ぎで、火が消えたような静けさです。少し
残念なことでした。
ですが、引っ切り無しに線スケッチの関係者が訪れていましたので、彼らがゆっ
くり作者と話すためにはよかったかもしれません。
<本日の絵>
ポストカード

左から、佐々木まき子さん、あさみさだむさん、高橋広さんの作品です。
松田直樹スケッチ展(旅)訪問
横浜・関内近代建築、スケッチポイント探索
先週、横浜の関内駅に降り立ちました。
理由は、スケッチ仲間の松田直樹さんの個展が関内で開催中
だったからです。
午後に訪問する予定で、早めに関内駅に降り立ち、少し横浜の
近代建築を調査しようと思ったからです。

横浜といえば、どうしてお神戸との対比を考えます。実際、昨年
神戸を訪れた時に、近代建築が予想以上に残っているのを確か
めました。(未報告です)
比較では、昔の記憶では横浜は数が少ないのではと思っていま
したが、歩いてみるとそれなりに見つかります。スケッチポイント
としても海岸沿いは、有力なポイントです。
以下、近代建築群を紹介します。(個別のビルの名前は省略し
ます)

旧税関のビルの周りは、スケッチポイントの宝庫です。税関ビルと
ランドマークタワーが一緒に描ける場所も面白いと思いました。

<本日の絵>
マイブック 横浜・関内 旧日本郵船ビル正面

正面のビルの顔に雰囲気があり、描いてみました。人を入れれば、
さらに雰囲気が出る気がします。
理由は、スケッチ仲間の松田直樹さんの個展が関内で開催中
だったからです。
午後に訪問する予定で、早めに関内駅に降り立ち、少し横浜の
近代建築を調査しようと思ったからです。

横浜といえば、どうしてお神戸との対比を考えます。実際、昨年
神戸を訪れた時に、近代建築が予想以上に残っているのを確か
めました。(未報告です)
比較では、昔の記憶では横浜は数が少ないのではと思っていま
したが、歩いてみるとそれなりに見つかります。スケッチポイント
としても海岸沿いは、有力なポイントです。
以下、近代建築群を紹介します。(個別のビルの名前は省略し
ます)







旧税関のビルの周りは、スケッチポイントの宝庫です。税関ビルと
ランドマークタワーが一緒に描ける場所も面白いと思いました。

<本日の絵>
マイブック 横浜・関内 旧日本郵船ビル正面

正面のビルの顔に雰囲気があり、描いてみました。人を入れれば、
さらに雰囲気が出る気がします。
「ヴァロットン 冷たい炎の画家」展(3)
木版画がよいと云っておきながら、画像を紹介していないのは
片手落ちなので、<本日の絵に>に2作品を挙げておきます。
wikimedia commonsには人物似顔絵の木版画が大半だ他ので、
必ずしも気にった作品ではないのですが、ヴァロットンの版画の
特徴が出ているので、「街頭デモ」と「アナーキスト」を紹介します。
群衆を描くのが巧みで、時事ものが多い気がします。新聞の挿絵
によいタイトルが多くつけられています。
人物の顔の描き方はベルギーの漫画家ベルジェの「タンタンの冒
険」に通ずるものを感じます。 この時代の欧州に共通するものが
あるのでしょうか。
なお、ルナールの「にんじん」の挿絵がヴァロットンだったとは、初
めて知りました。 幼少のころの絵の記憶がよみがえってきました。
<本日の絵>
ヴァロットン 木版 紙 街頭デモ

(出典:wikimedia commons)
ヴァロットン 木版 紙 アナーキスト

(出典:wikimedia commons)
片手落ちなので、<本日の絵に>に2作品を挙げておきます。
wikimedia commonsには人物似顔絵の木版画が大半だ他ので、
必ずしも気にった作品ではないのですが、ヴァロットンの版画の
特徴が出ているので、「街頭デモ」と「アナーキスト」を紹介します。
群衆を描くのが巧みで、時事ものが多い気がします。新聞の挿絵
によいタイトルが多くつけられています。
人物の顔の描き方はベルギーの漫画家ベルジェの「タンタンの冒
険」に通ずるものを感じます。 この時代の欧州に共通するものが
あるのでしょうか。
なお、ルナールの「にんじん」の挿絵がヴァロットンだったとは、初
めて知りました。 幼少のころの絵の記憶がよみがえってきました。
<本日の絵>
ヴァロットン 木版 紙 街頭デモ

(出典:wikimedia commons)
ヴァロットン 木版 紙 アナーキスト

(出典:wikimedia commons)