東京秋色(3)

昨日、いつもご紹介している砧公園近くの、「フラワーランド」に、
秋の花を観に出かけました。

しかし、農家の(おそらく)ボランティアの人々が忙しく働いていた
のは、冬支度でした。葉ボタンにパンジー、すみれの苗による飾りや、
花壇づくりが丁度終わったようです。

        フラワーガーデン菊5 フラワーガーデン菊2

したがって、観るべき秋の花はほとんどありませんでした。しかし、一
応菊の花は、まだ飾られています。

  フラワーガーデン菊4 フラワーガーデン菊3 フラワーガーデン菊

大輪の菊はおそらくもう撤去されたと思われますが、これまで注目も
しなかった、これらの小菊の花をじーっとみているうちに、何やら日
本の着物の柄に見えてきました。

  菊 菊2 菊3 

  菊4 菊5 菊6

  菊7 菊8 菊9 

どうやら、線スケッチを通して、日本的な色合いに魅せられてし
まったようです。

<本日の絵>
muse croquis(white) 男性クロッキー
男性クロッキー043
一般に、後ろ姿の方が描きやすいのは何故でしょう。
パンツの黒を塗る余裕がありました。

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東京秋色(2)

数日前の氷雨が降った翌日の快晴の朝、砧公園に出かけた
ところ、あっというまに落葉樹が色づいていました。

美術館では松本竣介展も始っています。前から期待していた
展覧会ですが、この日は残念ながら時間がありません。
観たらいずれ報告します。

   砧公園秋3 砧公園秋

以下、紅葉で色づいた公園の写真です。

砧公園22 砧公園24 砧公園秋25 砧公園秋8

子供が遊べる広場に来たところ、肌寒い中、秋のバラが咲い
ています。

赤系、黄色系のバラの花を、紅葉を背景にスケッチしたらどう
なるのかと思いつつ、写真を撮りました。

砧公園秋18 砧公園秋16 砧公園秋12

いずれにせよ、これからは、野外スケッチにはつらい季節にな
るので、対策を考える必要があります。
(昨年の仙台の冬のスケッチのつらさを思い出しました。)

<本日の絵>
muse croquis(white) 男性クロッキー
男性クロッキー042
運動ポーズの続きです。

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東京秋色(1)

駆け足で東京にも秋がやってきました。
日曜日の宝塚観劇の後、外苑の銀杏並木を観に行
きました。

      神宮外苑銀杏まつり

まさに、銀杏祭りの真っ最中。大変な人込みです。
けれど予想外のよい紅葉のタイミングで得した感じです。
以下、いろんな角度からの銀杏の紅葉をご紹介します。

   神宮外苑銀杏並木 神宮外苑銀杏並木

 神宮外苑銀杏並木3 神宮外苑銀杏並木4

いつか、ここをスケッチしたいものです。
(続く)

<本日の絵>
muse croquis(white) 男性クロッキー
男性クロッキー041
このころは、2-4分間隔のポーズです。立ちポーズは、
足の重心ののり方が狂いがちですが、どうでしょうか?

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観劇スケッチの可能性は?(2)

前の記事で「発見」と言ったのは大げさすぎました。
むしろ、スケッチをする立場からの疑問といったほう
がよいかもしれません。

疑問は以下の通りです。

1.人はなぜ劇を劇場でみるのか。映画やテレビが
  発達したにも関わらず、なぜ人は生の劇を観に、
  劇場にわざわざ足を運ぶのか。

2.これは、「写真があるのに、なぜ人は3次元の世
  界を自分の手で2次元の紙に定着しようとするの
  か」という疑問につながります。

「人はなぜ絵を描くのか」という大上段に構えた疑問
と思われるかもしれません。

しかし、こういう観点で観てしまうほど、宝塚の公演は
実にうまくできていると思いました。

女性が男性役を演じ、(しかもトップスター)全員女性
という非日常性。(その正反対の歌舞伎も同じですが)

着ている衣装は、原色を基調とし、最後の盛り上がり
場面では、ピンク、赤、黄色、白の宝塚色満艦飾(背景
の電飾も)。場面が一転し、漆黒の闇の中に、金の縁
取りの黒一色のスーツを着たトップスターが一人スポッ
トライトをあびる。

現実の人間社会の生々しさを消し去った世界が広がっ
ていました。

色塗りが苦手な立場からすると、実にありがたいことに
衣装だけでなく、舞台全体の色塗りがすでに出来上がっ
ています。
線描さえうまくいけば、良い絵ができそうな気がします。

一方、様々なポーズをとる踊りも魅力です。クロッキー
の楽しさも味わえます。

軸もぶれず、まるでヨガかと思える様々な難しい態勢
を2時間近く続けるプロの凄さもあいまって、描いてみ
たい対象です。
(歌舞伎同様、「みえ」をきるしぐさも多くあります)

しかし、会場は暗く、それは望めません。舞台の姿を
目に焼きつけて、そらで描くしかないのかもしれません。

(なお、ドガは写真も使ったようですので、写真が使えた
らと思いますが、舞台ではそれもできないところが残念
です。)

<本日の絵>
muse kenaf croquis(white) 男性クロッキー
男性クロッキー040
ついに、ポーズの時間が短くなりました。足の長さと
指の姿、筋肉の形が気になって、上体が少しいい加減
になったかもしれません。

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観劇スケッチの可能性は?(1)

現場スケッチで、一番スリリングで、ドラマチックなのは、
人物スケッチです。

その意味で、まさに舞台は、そのものずばりで、以前か
ら歌舞伎など派手な衣装もあわせて、彩色すれば良い
絵になるのではないかと思っていました。

先おととい、知人から突然宝塚の特別講演のチケットが
取れたというので、これは良い機会ではないかとお誘い
にのり、行ってきました。(ちなみに、どういう理由か未だ
に不明なのですが、無料でチケットをいただきました)

公演は、宝塚花組のトップスター、蘭寿とむコンサート、
「一筋の光、Streak of Light」という題名で、場所は、神
宮球場のそばの日本青年館です。

          日本青少年会館ホール入口

もともと、宝塚には小学生の時に母親に連れられて一度行
ったきり、無縁の存在です。実際、トップスターの蘭寿とむ
さんの名前すら知らないという状況で、熱狂的なファンから
すればとんでもない観客だったのではないでしょうか。

さて、観劇しながらのスケッチは可能かどうか?

結論は「No」でした。手元が暗すぎるし、舞台が面白くなっ
てしまい、それどころではありません。

というわけで、スケッチとしての成果はないのですが、新しい
発見がありました。
(続く)

<本日の絵>
muse kenaf crouis(white) 男性クロッキー
男性クロッキー039
教室での人物スケッチ練習作品の続きです。ここまでのところ
時間があるので、男性の顔を丁寧に描いています。彫りの深い
外国の人に見えるでしょうか。

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色塗り完成!と言いたいところですが・・・(2)

さて、講評ですが、野外スケッチの完成品(下の写真右)を
前に、何故その場所を選んだのか、なぜ描こうと思ったのか
を作者本人がまず説明します。そのあと、指名を受けた生徒
2名の方からそれぞれ評価をもらい、最後に先生からのコメン
トをもらうのがこの教室の段取りです。

今回先生からは、「全紙大のスケッチは、小さいサイズと自
ずから描き方が違うので、どのような苦労があったのかを説
明するように」との注文もありました。

     新宿御苑プラタナス並木H24秋 新宿御苑プラタナス並木スケッチ 

一応、説明し終えた後、新宿御苑作品の下に隠していた、同
じく全紙で描いた(線描途中経過の)「神代植物公園ユリノ木
林」(<本日の絵>参照)を、線描途中なので参考までにと断
りながら、説明しようとしました。

新宿御苑の作品をめくって、下の絵の全体が現れるやいなや、
「うん。こちらの絵の方が格段によい!!」と教室に先生の声が
大きく響き渡りました。

突然のことに、こちらは、「えー?」っと戸惑うばかりです。
おまけのつもりで紹介した絵の方がよいと言われてしまったの
では立つ瀬がありません。

先生によれば、新宿御苑の絵から描き手の気持ちが伝わらな
い。一方、神代植物公園の絵は作者の現場での気持ち(感動)
が伝わってくるというのです。

その理由は線描にあるとのこと。新宿御苑の絵では、私の特徴
である、いつものスピードのある力強い線が陰をひそめているの
に対し、神代植物公園の線描では線描そのものがよい。(そして
色は塗らなくてもよいとまでも)

さらに言えば、新宿御苑の絵の構図は説明的で、いわば他人に
見せようとしている絵だけれども、神代植物公園の絵はそうでは
ない。

以上が、先生からのポイントとなるコメントでした。(それ以外に
も辛口のコメント多数。省略します)

言われてみれば、新宿御苑の絵は、構図的にいろいろ考えすぎ
たことは確かです。そして、樹肌の色塗りの事ばかりに頭が行っ
て、線描に気持ちを込められなかったと認めざるを得ません。

とまあ、正直がっくりしている私に対して、「しかし、新宿御苑の
絵は、注文を受けて描く売るための絵(職業としての絵)。神代
植物公園の絵は誰のためでもない、自分が描きたい絵。この異
なる二つの絵を描き分ける力がついたということ」と、なぐさめる
つもりなのか最後に声をかけていただきました。

とはいえ、よくよく考えれば、初心を忘れてしまった絵と言われて
いるようなものです。気をつけなければ。

また新宿御苑の絵は、気を取り直して、来年のABクラス合同講
評会までに、何とかしてみようと思います。

<本日の絵>
アルシュ 全紙 神代植物公園ユリノ木林(途中経過)
神代植物公園ユリノ木スケッチ
ユリノ木の樹肌と、真ん中の木の最上部の葉がまだ未完成です。
しかし、彩色はしない方がよいといわれてしまい、どうしたらよいの
か、線描完成後はしばらく悩みの日々が続きそうです。

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色塗り完成!と言いたいところですが・・・(1)

前回の記事で、線描画をご紹介した、「初秋の新宿御苑プラタナス並木」
の彩色を一応終えました。

「一応」と書いたのは、本日、スケッチ教室の講評会にて、N先生より「だ
めだし」をもらったからです。

仲間の生徒さんからは、これまでにない色使いだ、プラタナスの樹肌が
印象的だとおおむね好評だったのですが・・・・。(泣)

だめだしの詳細は、次回にご紹介します。
(続く)

<本日の絵>
アルシュ 全紙 初秋の新宿御苑プラタナス並木(暫定完成作品)
新宿御苑プラタナス並木スケッチ
細かい葉っぱの線描に、濃い彩色を施すと、往々にしてせっかくの
線描が隠れてしまうことが分かっていましたので、おそるおそる塗
りはじめました。ある程度で止めたのですが、それでも葉の線が目
立たなくなってしまったようです。
また、手前のプラタナスの葉っぱと、後方の葉をどのように区別した
らよいかに悩みました。後方の木の葉は、黄色に、手前の葉は、緑が
残っているように工夫してみたのですが、それでも、区別ははっきり
しなくなりました。

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新宿御苑プラタナス並木スケッチ、線描終了

今期の教室野外スケッチのテーマ(新宿御苑の木を描く)で
描いた「初秋の新宿御苑プラタナス並木」の線描が終了しま
した。(<本日の絵>参照)

今までは、全紙で木を対象にすることはなかったので、葉っぱ
は、適当に簡略化できたのですが、今回は真面目に葉一つ一
つを描いてしまいました。

はたしてそれがよいのかどうか。

おそらくプロの画家ならば、うまく省略するのでしょう。しかし
そこは素人の哀しさ、省略する術を知りません。まずは、これ
で行くしかないと、素人の無謀さで押し切ることにしました。

迷ったのは、人物をどこまで入れるかです。休日の御苑を訪
れる人はこの絵に描かれた数倍の人数です。

また、近景に大きな人物を入れる方がよいかどうかも迷いま
した。(スケッチ当日、このあたりは写真を撮る人で、実はひっ
きりなしに人がとおるのです。)

見上げる人をいれるかどうか、結局近景には人をいれないこ
とにしました。

<本日の絵>
全紙 アルシュ  初秋の新宿御苑プラタナス並木
新宿御苑プラタナス並木H24秋
線描はまだよいのですが、今回は彩色する場所が
細かい場所が多いので今から頭が痛くなりそうです。

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この花は何の花?

近所を散歩する時には、家々に咲いている花を
眺めることが楽しみの一つです。

しかし、今年の夏は、恨めしい気持ちで、向日葵
に目が行ってしまいました。

何とならば、今夏は、何としても天にそびえる真
っ黄色の向日葵を描きたく、鎌倉の江ノ電スケッ
チで、よいスケッチポイントを見つけたのですが、
当日のあまりの暑さで断念してしまったためです。

ところが、最近気になる天空に群れ咲く大輪の花
に気がつきました。

       見慣れぬ近所の花 

 見慣れぬ近所の花2 見慣れぬ近所の花3

これまで見たことがない、背の高い大きな草性の
花です。何という花なのでしょうか?

実は、上の写真は10日以上前に撮影したもので
すが、本日散歩の途中で寄ったところ、さらに密
集するがごとく群れ咲いていました。

花期もかなり長そうです。

園芸植物の新種については、それなりに気をつ
けているのですが、この花はまったく気が付きま
せんでした。

青空に映える黄色の向日葵にくらべて、少し地味
かもしれませんが、今後秋らしい花として広まるか
もしれません。

<本日の絵>
muse kenaf croquis(white) 男性クロッキー
男性クロッキー038 
スキャニングの幅が足りず、下部が途中までに
なってしまいましたが、ご容赦を。
手と足の筋肉のふくらみが難しい。

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神代植物公園再訪(3)

ユリノ木のスケッチを終えた後、温室を経由して入口に向
かう途中で、左側に花壇が見えました。何人かのカメラマ
ンが撮影をしているので、近寄るとダリヤの花が真っ盛り
です。

        ダリヤ花壇

どれもこれまで見たこともない大きさと、独特な花色です。
少し、くどくなるかもしれませんが、興味を引いた花を名前
と共にご紹介します。

ダリヤ展花壇2 ダリヤ花壇3 ダリヤ花壇4
    禅      ファインプレー       迎春 
ダリヤ花壇5 ダリヤ花壇6 ダリヤ花壇7 ダリヤ花壇8
ウェディングマーチ  花見里        勇気       大海原
ダリヤ花壇9 ダリヤ花壇10 ダリヤ花壇12
    天涯      夢母情        祝宴

和風で雅な菊の名前と違い、ダリヤの品種の名前は
簡潔で力強い感じがします。

花ごとに命名法は、とりきめや慣習があるのでしょうか。
(例えばバラは人の名前が多いように)

<本日の絵>
B4 muse kenaf croquis(white) 男性クロッキー
男性クロッキー037
嘘ではないかとおもわれるかもしれませんが、この男性モデルの
足はこの長さのとおりです。
とにかく細長い。顔から書き始めたので、画面から足が飛び出るの
ではないかと心配しました。

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