荒町商店街再訪 「仙台箪笥伝承館」(2)

「家の中に上がっていいですか」とその受付の女性に尋ね
ると、「だめっ」という表情のまま、あわてて、私のところに
やってきます。

そのまま、アンケート用紙と鉛筆を手渡されて、はじめてわ
かりました。この伝承館は、箪笥を購入するお客の来店を前
提にしているのだと。

ということで、アンケートを書きながら、女性に観光で入って
しまったことを伝えました。

彼女は、ようやく笑顔を向けてくれました。人も全くいないの
で、買う当てのない私に対して、親切にもいろいろ説明してく
れます。

内部は写真が撮れないので、まずはHPでご覧ください。→ココ

説明と私のコメントを以下にまとめます。(順不同)

・このお店の創業は130年前とのこと、老舗といってよいで
 しょう。
・入口の建物は、コンクリートの建物に見えますが、奥は、
 実は、豪勢な商家の建物につながっていました。
 奥座敷は、登録有形文化財に指定されています。
 外部から撮った写真を、下に示します。

     仙台箪笥3 仙台箪笥4

・飾られている箪笥は皆立派なものですが、お値段も高い。
 そこで人気なのは縦横30cm程度の小さな箪笥だそう
 です。
 箪笥というよりは、宝石入れといった方がよく、マンシ
 ョンなどモダーンな部屋にも似合いそうです。
 
・箪笥は、欧米人の人気も高いようです。古くは、マッカー
 サー夫人が訪れて、座敷に飾ってある文化財である100年
 前の箪笥を譲ってくれときかず、困って新作の箪笥を譲っ
 たとのこと。

・有名人と言えば、昨年の末に、突然外務省から電話があ
 り、小さな箪笥がほしいとの連絡があったとのこと。
 何故なのか分からなかったけれど、後に昨年末の、野
 田総理が中国訪問の時のお土産だったことが判明したと
 のこと。
 仙台市がパンダを希望していることを意識したためのよう
 です。

思いかけず、女性からいろいろのエピソードを聞くことがで
きました。
最後に、文化財の建物の説明をしていただき、伝承館をあと
にしました。


<本日の絵>
本日の絵は休みます。

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荒町商店街再訪 「仙台箪笥伝承館」(1)

以前、仙台荒町商店街を訪ねたことを記事にしました
が、そのときに、仙台箪笥のお店の存在を記事にしまし
た。

その記事では、写真のみ紹介して説明しませんでした。
実は、仙台箪笥伝承館という由緒ありそうなお店の展示
館があり、当日は休館日で残念ながら入館できなかった
のです。

         仙台箪笥 

そこで、再び荒町商店街を訪れ、入館を果たしましたので、
付録として、ご紹介します。

館内に入ると、高い天井の部屋の中に大きいものから小さ
いもの、典型的な箪笥の形から、階段状の箪笥までと大き
さも形も様々な箪笥が展示されています。

誰もいないと思ったら、40代から50代初めとおぼしき受付
の女性が不審者を見るような目つきで、奥の机からおもむ
ろに立ちあがりました。
(続く)

<本日の絵>
マイブック 電車スケッチ
電車人物362
掲載するスケッチがなくなり、苦し紛れにこの
絵をだします。
電車スケッチですが、あいかわらず正面の女性
の顔は苦手です。

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神田駅から神保町へ(2)

商店街を歩き始めても、もはや江戸から戦前をしのばせる
ものはありません。土地の名前を除いては。

しばらく行くと、町名の由来の看板に出ました。

神田旭町です。明治2年に名付けられた町名は昭和41年に
消滅したようです。それでも、案内板には、町内会の名前に
旭町がまだ使われています。

 神田旭町 神田旭町2

商店街の家並みは、ほとんど最近の建物になっていますが、
昭和30年代とおぼしきお店がときおり残っている程度です。

 神田9 神田10

さらにすすむと、神田錦町に入ります。

          神田錦町

明治初めの創業のお店や、古いお店が散見されます。

 神田10 神田11

どんどん進むと、神田錦町三丁目付近で、小さな公園に
出ました。隅の方に、地味な石碑がありましたが、特に
説明はありません。

石碑には、「ごじいんがはら跡」という文字が彫られてい
ますが、すぐにはピンときません。

そのうち、森鷗外の「護持院原の敵討」が何十年ぶりに
蘇ってきました。

しかし、護持院原(ごじいんがわら)とは、何?

あらためて調べると、千代田区総合ホームページの説明
では、

もともと「護持院」という寺があったのが、享保2年(1717年)
の大火で、護持院と周辺の武家屋敷の跡地は火除地(ひ
よけち)(延焼防止の空き地)とされ、「護持院原(ごじいん
はら)」と呼ばれるようになりました。


とあります。

神田12 護持院 護持院かはら

ここから再開発の高層ビルを抜けて神保町へでて、散策
は終了です。
今回も、スケッチポイントは見出すことはできませんでし
た。



<本日の絵>
マイブック 東北本線、白石行き列車内スケッチ
電車人物(東北本線)363
スケッチの種が尽きてきました。まだブログ記事にしていない、白石市
へ行った時の絵を先に載せます。
郊外電車では一般にベンチスタイルの座席が一般的ですが、白石行き
の電車は、違いました。いつもの、対面電車スケッチと異なり、座席越し
の女子学生を描きました。

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神田駅から神保町へ(1)

数週間前に東京出張の折に、神田駅から北の方面を
散歩してみました。

もともと、神田駅周辺は、中小のビルや小さな商店が
立ち並ぶ、あまり色気のない場所だ(神田の人には失
礼な表現で申し訳ありません)と思い込んでいましたの
で、スケッチをするものとしては、これまで関心を持ちま
せんでした。

しかし、江戸をしのぶ場所としては避けられない場所な
ので、この機会に訪れることにしたのです。

実際、周辺の地名はなじみがあるものが多いのです。
(駅の出口の案内板の町名をご覧ください)

 神田4 神田5

駅を少し出てみると、鉄橋の橋脚と橋げたが目に入り
ます。おそらく昭和初期のものかもしれません。リベ
ットの数の多さとアールに歴史を感じます。

 神田6 神田6

それでは、神田駅から出発です。

神田2 神田3 神田7
(続く)

<本日の絵>
マイブック 電車スケッチ・本を読む手
電車人物361
最近は、手の指の表情が気になっています。電車スケッチで、
本を持つ手が、通常の持ち方ではなく、指を広げているのが
気になりスケッチしてみました。(確か山手線

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池袋界隈 サンシャイン水族館を目指して(2)

サンシャイン中央通りを過ぎて、サンシャインシティの方へ向かいます。

もともと、最初から目的は水族館にありました。数十年前に行ったことが
あるのですが、最近新装開店したので、いつか行ってみたいと思っていた
からです。

       池袋7 池袋8

途中、再開発中の工事現場を過ぎます。

余談になりますが、この数週間ほどのあいだに東京の行き来して思うの
は、新たな東京のビル建築ラッシュです。(ラッシュというよりは、ブーム、
あるいはムーブメントという表現の方がよいかも)

はでな巨大高層ビルの建築というよりは、そこかしこで、中高層のビル建
築工事現場が見られます。

お金も人も動きが少ない、東京以外の土地から見ると、東京には、富が集
中していることが分かります。このことは東京に住んでいると、なかなか気
がつかないと思われます。

さて、地下歩道に入ると、一直線。サンシャインシティーに入ります。
案内に従って、水族館とプラネタリウムの入り口に出ました。
あとは、エレベーターで昇るだけです。

       池袋9(水族館) 池袋10(水族館)

久しぶりに見る魚たちは、その姿かたちと浮遊感にあふれた動きとともに、
しばし現実を忘れさせます。

やはり、人間や人工物を毎日見ていると、心が疲れてしまうのか。

サンシャイン水族館 サンシャイン水族館 サンシャイン水族館

前々回の記事から<本日の絵>で、水族館でのスケッチを紹介しています。
今回は、時間の制約がありましたが、次回はたっぷり時間を取って描きたい
ものです。

<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm  池袋サンシャイン水族館・大水槽
サンシャイン水族館大水槽360
サンシャイン水族館の中の大水槽前です。実際には、大量の魚が、
泳いでいる姿を描かなければならないのですが、えいの泳ぎを描く
だけで疲れました。

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池袋界隈 サンシャイン水族館を目指して(1)

本来ならば、「北仙台」の続きを記事にしなければ
ならないのですが、しばらく話題がなかった東京の
話題を先に載せることにします。

なぜ、東京を歩くか、このブログでは一応、スケッ
チポイントを探すことが第一の目的としていますが、
ついついそのようなことは忘れて、お江戸探検のよ
うになってしまいます。

今回は、池袋。これまで取り上げなかったロケーシ
ョンです。

それでは、いざ、池袋北口から始めます。

池袋 池袋2

どこがどういっていいかわからないのですが、上の
2枚は池袋です。 新宿とも違う、渋谷でもない。上
野とも違う。ましてや、八重洲でもない。特徴がある
ようでない。でも池袋らしいのです。

     池袋3(地図)

特徴といえば、東京という都市全体に言えるのはは、
道が曲がっていること。(例えば上の池袋の道路地図
参照)

これにより、建物が奥に従って折り重なることになり、
スケッチ心を誘うのです。

このような視点からすると、整然と道路が整理された
仙台や名古屋には不満が残ります。

さて、北口から、地下歩道を経て、反対側にでます。
おなじみの駅の様子は変わりませんが、周辺のビル
群は、家電量販店に置き換わり、以前とは様変わり
です。

      池袋4 

   池袋5 池袋6

飲み屋街の路地も、右の写真のように少しずれてい
ると構図的にはうれしい。

しかし、スケッチするにはもう一つです。
(続く)

<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm  池袋サンシャイン水族館ミズクラゲ
サンシャイン水族館くらげ358
紺青の海の中にただようクラゲ。見あきない姿と動きです。
色塗りが難しそうですが。

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「なお&かつ フォトエッセイ」作品が送られてきました。

先々週から連日の出張で東京・仙台を行き来していると
きに、夜遅く、東京から仙台の自宅に戻ると、分厚い封
筒が郵便受けに入っていました。

中身は、フォトエッセイと名付けられた作品です。
さらに、4枚のカード型の作品まで含まれていました。

          フォトエッセイ

実は、数週間前に、いつもの東北工業大学の一番町のロビー
に顔を出しました。その時に開催されていたのが、「なお&かつ
さん」ご夫妻の共作になる、フォトエッセイ展だったのです。

ご夫妻も会場におられて、作品の説明をいただいたのですが、
このように、何枚もポストカードをいただくとは予想もしていま
せんでした。

さらに、ご主人の写真だけでなく、娘さんも絵を描かれるとの
こと、絵に奥様の詩を合わせた作品も展示されていました。
(上の写真の中の右下の作品をご覧ください)

作品は、ご主人の、大写しにした花の写真の、ボケを活かした背
景に、奥様自作の心やさしい詩がレイアウトされています。

白抜きの丸みを帯びたかわいいフォントで、写真、文字どちらも
うまく活かされている、夫婦の協力による作品です。

どこに、どのような大きさのフォントで配置するか、写真の撮り方
も文字をイメージして撮らなければならないでしょうから、夫婦で
のコミュニケーションが必要です。互いに話し合って作品を完成さ
せていく過程はさぞかし楽しいことでしょう。

このような写真と文による合作は見たことがないと思いましたが、
よくよく考えてみると、琳派の書と絵の合作のように、日本には昔
からの伝統組み合わせでした。不思議ではないですね。

その他の作品をご覧になりたいかたに、ご夫妻のブログを
ここに記載いたします。→「☆なおかつ☆ブログ」

<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm  池袋サンシャイン水族館タカアシガニ
サンシャイン水族館タカアシガニ359
国芳の浮世絵を見たからというわけではないのですが、
東京出張のおり、池袋のサンシャイン水族館に行って
スケッチしてきました。魚たちを描くのは予想外に面
白く、はまりそうです。
(水の中から観察したことがなかったであろう、国芳
が、あれだけ生き生きした魚の姿を描けたのは驚異です)

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「没後150年 歌川国芳展」に行ってきました(5)

5)最後に、戯画の分野です。

  下の絵は、どうみても筆で描いたように見えないのです。
  現代のペン画であるとしても、少しも不思議ではありませ
  ん。

  その理由は、線描の線がどうみても均等な線幅で、現代の
  ペンで描いた線のようだからです。

  この江戸時代にペンがあったとは考えられないので、本
  当に謎です。この絵の解説はありますが、何で描かれた
  のかということについては、何も触れられていません。
  なぜでしょうか。私は気になるのですが・・・。

            335px-Kuniyoshi_Utagawa,_Faces 
        (出典:wikimedia commons)

  それはさておき、上の絵は落書きのように見えますが、相
  当な技術を持たないと描けない絵です。
  マイブックでスケッチを描く同じ感覚の線描で、私には気に
  なる作品でした。 

           640px-Cats_suggested_as_the_fifty-three_stations_of_the_Tokaido.jpg
          (出典:wikimedia commons)

  そして、女性(いや男性も)に人気の、猫尽くしです。
  これは、説明はいらないでしょう。猫だけでなく、今回は金魚
  の作品も出ていましたが、素直に楽しめばよい作品達です。

  他の猫や金魚の出展作品→ココを見てください。

以上、今回で国芳を終わります。

<本日の絵>
本日の絵は休みます。

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「没後150年 歌川国芳展」に行ってきました(4)

3)武者絵と重なるとは思いますが、禽獣や蛙など、巨大な
  生物の描写も見事です。

  下図、右の絵の背後に描かれたヒキガエル(?)のよう
  に、大きく描かれた生き物は、数多く出てきます。

  全面の人物と蛙が浮き出ているのは、背後の蛙たちの淡
  い微妙な、色合いのせいでしょう。
  壁紙にしても不自然ではなさそう。(蛙を好むかどうかは、
  別の話です)

  また、上方部に、蛙の目が並んでいますが、このような
  レイアウトは、国芳の得意技のように思います。

  三枚続きの大判絵で、美人の群舞の上に並んだ、提灯の
  行列、祭りの夜の女性たちの上部に舞う蝶型の飾りの行
  列など、手元の国芳の画集(最近図書館で借り出しまし
  た)からすぐに同じ趣向の絵を見出すことができます。

      406px-Kuniyoshi_Utagawa,_Lobster 800px-Kuniyoshi_The_Magic_Toads.jpg
     (出典:いずれもwikimedeia commons)

  いずれにせよ、巨大な生物を描いても、単なるこけおどし
  でとどまることなく、形状、彩色がいずれも現代的とも
  思えるアートになっているところが素晴らしいと思います。

4)国芳の風景画は、今回下の左の絵が、東京スカイツリー
  を描いているのではないかと話題になりましたが、従来
  風景画は特に話題にならなかったのではないかと思います。

  実際、私自身も国芳の風景画については特別な印象は
  ありませんでした。

640px-Kuniyoshi_Utagawa,_Caulking_boats 640px-Kuniyoshi_Utagawa,_High_Noon_at_Kasumigaseki 640px-Kuniyoshi_Utagawa,_The_Chushingura
  (出典:いずれもwikimedeia commons)

  しかし、今回あらためてみると、他の画家にない特徴が
  あるように思いました。

  まず、上の3点の絵で感じるのは、西洋画の手法から来
  る独特な視線と雰囲気です。

  もちろん、広重ばりの風景画も少なくありません。(下図)

         800px-Kuniyoshi_Utagawa,_View_of_Mt_Fuji_6
       (出典:wikimedeia commons)
  とはいえ、篠田正浩映画監督が衝撃を受けたという、

      相州江之嶋之図(←クリックすると表示されます)

  は、上のどれにも属さない独自の絵です。この巨大な生き
  物のような江の島の表現と、豆粒のように山に貼りつく人々
  に、確かにたとえようのないオーラを受けます。

  風景画の国芳も侮れない存在でした。
(続く)

<本日の絵>
マイブック 清明上河図を屈んで眺める人々
故宮博物院348
人々が、ガラス面に触れんばかりに絵巻を見ていま
す。ようやく、実物が展示されている場所にきたので
すが、4時間並んだ分を取り返すには、あまりにも時
間は短い。
もうすぐ、私も皆さんのように屈みこんで見ることにな
ります。

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「没後150年 歌川国芳展」に行ってきました(3)

2)美人絵に、おもわず多く紙面(ブログ画面?)を割いて
  しまいましたが、もちろん、世上名高い、武者絵、特に
  大判三枚のパノラマ絵は、間違いなくどの絵も圧巻の出
  来でした。

  これらは、入口から最初に展示されていました。

  閉館30分前、人々の入場がなくなったときに、この入口
  近くに戻ったので、幸いなことに誰にも邪魔されずに見
  ることができたのでした。
  (以下、wikimedia commonsからの引用。しかし、一番、
   印象に残った、大きな屋根の上の乱闘の絵はないので、
   示せません)

   800px-Musashi_on_the_back_of_a_whale.jpg 800px-Tametomo_rescued_from_the_sea-momster_by_tengu.jpg 

   800px-The_last_stand_of_the_Kusunoki_at_Shijonawate.jpg 640px-Kamel_Rokoru_Shigekiyo_battling_with_a_black_bear_in_the_snow.jpg

 ここで、国芳の絵に関して、全体から受ける印象を述べます。

 ・美人絵、風景画を除き、青と黒が多用されています。特に、
  青はすばらしい。この青と黒ゆえに際立つ赤。ここまで、
  ベタに青と黒を多用する画家はいないと思います。(あくま
  で、今北斎、広重を思い浮かべたときの感想ですが)
 
 ・さらに、紙面を埋め尽くす、執拗な描き込み。
  これでもかといわんばかりに紙面を埋め尽くしています。見
  る者を辟易とさせるほどのくどさ。余白の美など関係ないと
  言わんばかりです。

 ・この膨大なる絵のほとんどは、イマジネーションの産物です。
  写実しかしたことのない私にはめまいがするほどです。

  描き込みとあわせて私には、あるものを連想させます。それは
  「アメリカン・コミック」。現代では、ロールプレイングゲー
  ムの一場面。

  欧米での国芳の人気の高さは、この執拗なる描き込みと
  怪奇な動物、化け物、妖怪達の大胆な構図が、欧米人の波
  長に合うためではないでしょうか。
(続く)

<本日の絵>
マイブック 故宮博物院特別展行列待ちでの模写
故宮博物院347
ついに、清明上河図のある第二会場に突入しました。
入口を入るとトンネル状になっており、左右に巨大な
清明上河図の複製があります。人物が見事ですが、以
前記事に書いたように、手や足が皆表情を持ちます。
そこで、人物の手足を模写してみました。
指の表情が見事です。(実物は豆粒にも関わらず、巨
大に拡大しても、不自然さが出ない。まことに凄い。)

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