TOKYO三十六景展! Finalはじまりました。

TOKYO三十六景展! Finalはじまりました。

朝から快晴です。

世界堂 世界堂前

いつものとおり、世界堂のウィンドウには、Noriさんの
ポスター
が。

       世界堂ウィンドウ

開場前、新宿、池袋教室の全員が集まり、両教室の開始です。
午前11時開場で、お昼過ぎから午後2時にかけて、大量のお客
さんが来場。オープニングパーティーで最高潮に達します。
各人が自分の作品の前で、1分ほど解説しました。

         tokyo三十六景展


<本日の七夕飾り和模様>
         七夕和模様16
白(銀?)地に紺の花模様で地味ですが、疲れない図
柄です。花柄模様は、思いつかない形状です。普段か
ら自然を相手にスケッチしているに違いありません。


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オレインブルグ伯東アジア遠征隊 ドイツ画家による日本風景画展

2週間ほど前に、東北工業大学の一番町にあるロビー
の横を通った時に、興味深い展覧会に出合いました。

外から覗くと、見慣れた、江戸末期の日本が描かれ
ていたので、なにはともあれ、中に飛び込みました。

         CIMG7236.jpg

きわめて精密な絵で、最初は明治初期の写真に彩色を
施した絵葉書かと間違うほどです。
(ここで、示せないのは残念ですが。タイトルだけは、
書きとめましたので、追記に記載しますので、興味の
ある方はご覧ください。)

webでは、次の図が検索で出てきました。→西久保八幡神社

しかし、これは写真ではなく、版画です。いかにも、ドイツ
人らしい、正確な描写ですが、しかし機械的、写真のよう
な絵ではない。江戸の里山、田園風景、墓地、神社、そし
て繁華街。どれをとっても、一見無機的な線描ですが、集
まると情感がただよっているのです。

おそらく、私があこがれる幕末から明治初期の東京スケッ
チできたならば、おそらくこのような絵になるのでは、と思
わせる線描画です。

特に、感心したのは、人物描写です。
従来、外国人が描いた幕末の日本人の姿は、妙にカリカ
チュアか異国情緒たっぷりに描かれていて好きではなか
ったのですが、この画家(ドイツ人画家の名前を忘れて
しまった。ベルクといったか・・?)は、何の偏見もなく
当時の日本人を描いています。
まさに、私たちが都会スケッチをするのと同じ気持では
なかったかと、仲間意識を持つほどです。

どうやら、日独協会は、毎年のように全国でこの絵を展示し
ているようなのでいずれ、皆さまもこの絵にお目にかかる
機会があるでしょう。

<本日の七夕飾り和模様>
      七夕和模様15
これはきわめて極めてシンプル。ススキの穂の円弧が
単調にも見えます。もう少し散らした方がよいのか、
この程度の方がよいのか・・・。


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個展準備と大学女子駅伝

このところ気ぜわしくて、記事を書く余裕がなく
なっているようです。

日曜日も、朝から29日から始まるグループ展のプ
ロフィールづくり、そういえば、ポストカードを
包むフィルムを探して買わなければと気がせくば
り。

いつのまにか、午後1時過ぎに。

個展のダイレクトメールを出しに、仙台中央郵便局
まで、出かけるために外に一歩踏み出すと、歓声が
聞こえます。

何事かと、目を凝らすとランナーの姿が。
大学女子駅伝です。

大学女子駅伝 大学女子駅伝2 大学女子駅伝3 

いつもなら、大分前からスケッチのターゲットとして
待ちかまえていたでしょうに、今はグループ展と個展
で頭が一杯で、まったく気づきませんでした。

あとで、テレビを見ると高橋尚子の解説で中継されてい
ました。

けれど、これからは、ひたすら、準備です。

<本日の七夕飾り和模様>
        七夕和模様14
雁行する鶴(鶴行といえないのが変)の群れと金色は
和の雰囲気ですが、この青の色は少し現代か? 

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個展の背景、周辺紹介 初個展開催のお知らせ(3)

先日、会場となる壁の様子を撮影しに、会場のカフェを訪れまし
た。

いつもの通り、オーナーのS夫人と、個展について話をしている
中で、どうして私の絵をお客に見てもらいたいと思ったのかを伺
うことができました。

震災でくらい気持ちを抱えた仙台の人に、是非みせたい。このよう
な力強い線描は見たことがなかった。気持ちを何か明るくしてくれ
る。見に来る人は必ず気持ちを明るくしてくれると思ったから。

以上が夫人の説明です。

内心驚きました。私としては、以前記事にしたように、夫人が単純
に気にいってくれたからだと思っていたからです。

「線」にこだわってきた私としては、大変嬉しいことですが、少し気
を引き締めなければという気持ちが同時に湧いてきました。

いつもは、明るくふるまっている仙台の人も、厳しい経験をした人
が多いのです。実際、S夫人も自宅が破損するほどのダメージが
あったことを最近お聞きしました。やはり津波のような悲惨な経験
でなくても、心が沈んでいる方が多いということに改めて気がつきま
した。

前々回の記事で、近くのみたまや橋からの情景を紹介しました。会
場のカフェの反対側の周辺を簡単に紹介します。

写真、左から旧武家屋敷街の米ヶ袋。次に、東北大学の正門(旧帝
大正門)と正門前から北へ向かう道路(奥の細道です)。その先に、
魯迅の下宿跡。

米が袋 東北大学正門付近2 東北大学正門付近3

次の写真、左から今は放送大学の校舎として使われている古い建築。
このバス停でおりるとカフェは近い。道路から望む、みたまやの山際、
最後に、阿部次郎記念館への地図(米ヶ袋地区を示しています)。
放送大学建物 東北大学正門前 御霊や2 案内板
要は、東京であれば、本郷。関西であれば、京都、百万遍交差点のあ
たりの雰囲気です。

<本日の七夕飾り和模様>
         七夕和模様13
かなを中心とする文字を散らすと、ごく自然に和模様
になりますが、青い文字を見ていると、やはり本来の、
和紙に墨の色の方がしっくりくる感じがします。

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DM出来ました! 初個展開催のお知らせ(2)

ダイレクトメールが届きました!

自宅から歩いて3分の、南町通りのビルにオフィスがある、ADOX 
さんに作成してもらいました。以前職場でお世話になった明るい
営業ウーマンMさんに見てもらいたかったからです。

やはり、自分で作成するのとは格段に質感が異なります。

それでは、あらためてご紹介します。

(表)スケッチはアルシュ 全紙 「仙台愛宕神社からの眺望」です。
線スケッチ紀行290
(裏)
線スケッチ紀行291

これから、忙しくなります。

<本日の七夕飾り和模様>
           七夕和模様12
渦巻く蔦や葉はありません。また配色もまったく違うのに
なぜかアールヌーボーを思い出しました。

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瓢箪から駒 初個展開催のお知らせ(1)

突然ですが、来月初個展を開催することになりました。

これまで、「個展」は、他人事のように思っていました
が、縁あって、以前ご紹介した仙台のカフェ、

albmarocafetly(アルブマロカフェティーエルワイ)

で開催することが、ばたばたと決まったのです。

         カフェ

オーナーのS夫人からの急なお話しで、はじめは、知人
もほとんどいない仙台で見てくれる人もいないのでは
と少し戸惑いましたが、線スケッチを気に入っていただいた
んだと、少し嬉しくなり、また常連のお客さんに見ていた
だけるだけでもしあわせではないかと考え直し、思い切っ
て開くことにしたのです。

ところが、好事魔多しというとおり、母親の緊急入院など、
一時は中止も念頭に置いて準備だけは続けてきました。

当初は日程も決めるわけにはいかず、ご案内が遅れてし
まいました。

以下に、決定した日程をお知らせします。

   「仙台・東京線スケッチ紀行」

  開催日時:11月12日(土)~11月26日(土)
         11:00-20:00 定休日(水)
  場所:Alb Maro Cafe TLY
   仙台市青葉区米が袋1丁目5-14

  
(DMができましたらあらためてご紹介します)

人通りがある商店街ではなく、昔の武家屋敷の住宅街、
にあり、そばには広瀬川が流れ、「みたまや」橋を渡れば
伊達政宗、綱宗、忠宗の華麗なる霊廟がすぐそばです。

御霊や橋(縮小)
(続く)

<本日の七夕飾り和模様>
       七夕和模様11
久しぶりの幾何学図形の繰り返し模様です。
緑、白と金の縁取りがこぎみよい。

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「モーリス・ドニ いのちの輝き、こどものいる風景」展(4)

2番目の感想は、前前回の記事で示したポスターの絵や、
下に示す絵のように、人々の顔が、おそらく7-8割あるかと
思われるほど、逆光か、陰で描かれていいることです。

ドニ(縮小)


もはや、それは画家の好みなのか、印象派以後の光の探
求のせいかわかりませんが、ドニは、写真を撮ったり、周到
にスケッチや下絵を繰り返し、最終作品を作成しています。

その結果、夕日をバックに窓辺にたたずむ人々の姿が多く
描かれ、お気に入りの構図となったようです。

新版画の川瀬巴水が「夕暮れ巴水」(林望)なら、ドニもさし
ずめ「夕暮れドニ」といえましょう。

<本日の七夕飾り和模様>
          七夕和模様10
青紫の花が白い花とあいまって、あやしい気持ちにさせてくれ
ます。
流紋の銀の線と枝と花の金の輪郭線の対比も効果的です。

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「モーリス・ドニ いのちの輝き、こどものいる風景」展(3)

いつもと違い、最後に感想をまとめます。

一番印象的だったのは、「モーリス・ドニ家の家系図」です。
(絵に直接関係のないことですが)
最愛の妻「マルト」との間に7名(うち一人は早世)、2番目の
妻とは2名、計9名の子だくさんであることを知りました。

ただ、最愛の妻マルトが30歳を過ぎたときから、病気がちに
なったにもかかわらず、48歳の若さで病死するまで、毎年の
ように子供を産んでいることに多少抵抗を覚えたのは、現代人
の眼だからでしょうか?

出産が、大変な身体への負担になることを知りながら、ドニが
望んだのか、それともマルト自身が望んだのか分かりません
が、子供たちが片親という悲しい状況になることを知りながら、
実際に妻がなくなった後、大変嘆き悲しんでいるのを見ると、な
ぜもう少しいたわれなかったのかという疑問は残ります。
(母親が入院のため不在中、がらんとした家の、ドアに一人描
かれた小さな子供の何とも言えないさびしい姿と顔の表情が印
象的です。)

            ドニ絵画

すぐれた画家の性格のある側面だと解釈するしかないのでしょ
う。
(続く)

<本日の七夕飾り和模様>
           七夕和模様9
久しぶりの七夕飾りです。閉じた扇子と開いた扇子の
散らし模様ですが、紺地に金の紙の繊維の偶発的な
散らしを合わせています。扇子は人工的な散らしで、
繊維は偶然の散らし、こういう配置もおもしろい。

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「モーリス・ドニ いのちの輝き、こどものいる風景」展(2)

ここに、損保ジャパン美術館入口付近に貼ってあった
ポスターを示します。

このポスターの絵に見られるように、妻マルトと子供
(下の写真、右二つ。)、子供たちを温かい目で描い
た作品が大半です。

ドニ ドニ2 ドニ3

それでも、気をつけなければなりません。一つの作品を
描くにあたって、おびただしいスケッチと油彩による下
絵、本作品では、微妙にポーズを変えて最適な表情を生
み出す。
一見やさしい絵の背後に、プロの絵描きの厳しい姿勢を
感じ取ることができます。
(続く)

<本日の絵>
Daler Rowney Aquqfine 254x178mm ホノルルの夜・大道芸人に集まる人々
ホノルル大道芸
ホノルルの夜、ホテルのそばの歩道で大道芸人を取り囲む観客
を描きました。夜の風景の色塗りはやさしいようで難しい。
ゴッホのアルルの絵を頭に置いているのですが・・・・・。

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「モーリス・ドニ いのちの輝き、こどものいる風景」展(1)

新宿教室へ行く前に、新宿の損保ジャパン東郷青児美術館
で現在開催中の「モーリス・ドニいのちの輝き、こどものいる
風景」展に出かけました。

一週間前だったか、NHKで、この展覧会の紹介があったのが、
きっかけです。

    ドニ6 ドニ5

モーリス・ドニといえば、昨年の、「オルセー美術館展2010
ポスト印象派」展では、ナビ派のゾーンで、下の代表的作品
が展示されていました。

ドニ7 ドニ8 ドニ9

けれども、この展覧会では、上に紹介したような、いかにも人
に見せるぞという思いが感じられる作品は少なく、近年見出さ
れた家族のために描いた作品が中心で、従来知られているド
ニとは印象が違って見えたのです。

さらに言えば、そのきわだった色彩感覚に魅せられたのです。

それは、丁度その時、TOKYO三十六景展の作品の色塗りに困
っていたときでしたから、余計にドニの色彩に惹かれたのだと思
います。

それでは、実際にはどうだったのでしょうか。
(続く)

<本日の絵>
Daler Rowney Aquqfine 254x178mm 山形市の小学校古建築
山形市旧小学校
山形市に行った時のスケッチですが、レンタサイクルの返却時間
が迫っており、途中までスケッチして戻りました。その後は、家で
写真を見ながら作成したものです。そのせいか、最後まで心が乗
り切らず、色塗りまでも、もう一つでした

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