仙台青葉区米ヶ袋にある喫茶店 albmarocafetly(1)
今週の木曜日、思いがけない出会いがありました。
それは、職場の同僚につれて行ってもらった米が袋
にあるカフェ「albmarocafetly(アルブマロカフェ
ティーエルワイ)」です。
自家製のカレーをいただきながら、ふと後ろを振り
向くと、壁にレースが飾ってあるのが目にとまりました。
丸みを帯びた独特のフォルムで、これまで見たことの
ないレースです。どちらかといえば素朴でユーモアを
感じる図柄です。なぜか、韓国のユーモラスでおおらか
な図がらと相通ずるものを感じました。
店のオーナーのS夫人のお話では、74才になる、ルー
マニアの女性からいただいたもので、ご自身も制作さ
れているとのこと。ルーマニアンレースといいます。
日本ではあまり見られないということで、わざわざ洋書
を取り寄せて、作り方を研究されているそうです。
今やこのお店で、ルーマニアンレースのホビー教室も開
かれています。
最後に、私もスケッチを習っていることをお話し、次回に
は作品を紹介することを約束してこの日はお店を後に
しました。
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm ビアフェスタin仙台、荒川静トークショー

前回の記事で紹介した、ビアフェスタin仙台のトークショーを
描きました。動きがないのでもう一つです。ただ、荒川静が目
の前を通った時は思わず、デジカメで映してしまいました。完
全にミーハーです。
それは、職場の同僚につれて行ってもらった米が袋
にあるカフェ「albmarocafetly(アルブマロカフェ
ティーエルワイ)」です。
自家製のカレーをいただきながら、ふと後ろを振り
向くと、壁にレースが飾ってあるのが目にとまりました。
丸みを帯びた独特のフォルムで、これまで見たことの
ないレースです。どちらかといえば素朴でユーモアを
感じる図柄です。なぜか、韓国のユーモラスでおおらか
な図がらと相通ずるものを感じました。
店のオーナーのS夫人のお話では、74才になる、ルー
マニアの女性からいただいたもので、ご自身も制作さ
れているとのこと。ルーマニアンレースといいます。
日本ではあまり見られないということで、わざわざ洋書
を取り寄せて、作り方を研究されているそうです。
今やこのお店で、ルーマニアンレースのホビー教室も開
かれています。
最後に、私もスケッチを習っていることをお話し、次回に
は作品を紹介することを約束してこの日はお店を後に
しました。
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm ビアフェスタin仙台、荒川静トークショー

前回の記事で紹介した、ビアフェスタin仙台のトークショーを
描きました。動きがないのでもう一つです。ただ、荒川静が目
の前を通った時は思わず、デジカメで映してしまいました。完
全にミーハーです。
ビアフェスタin仙台
仙台に来て、はじめての年に、ビール祭りが年2回も
あることを偶然知りました。
五月のころと秋(オクトバーフェスト)の2回です。
どうやら、主催者は違うようですが、飲む方としては、
どちらでもよいことで、おいしいいろんなビールが飲
めればそれでよいわけです。
今年は、それにしてもお知らせがないと思っていたら、
地震のせいで青葉祭り同様中止だったようです。
ところが、今週はじめ、偶然テレビのニュースで、
「ビアフェストin仙台」の話題がでました。いつもの
ビールフェスタではなく、臨時の祭りのようです。
主催はアサヒビールと聞いた時にはウン?と思いまし
たが、(アサヒしかのめませんから)、荒川静など有名
人のライブもあるということで、出かけてみました。
県庁のそばにある、会場の錦町公園までは、自宅から
10分程度でつきます。

時間を見ないで行ったのですが、ラッキーなことにジョ
ッキを買って飲み始めたら、荒川静のショーが始まり
ました。(写真をご覧ください)

ほろ酔い気分で、トークショーの様子をスケッチしまし
た。ショーが終わると、雨も降ってきたので、会場を出
ることにしました。(スケッチは次回ご紹介します。)
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm ハワイ・ホノルルのホテルの窓から

海外スケッチの定番、宿泊しているホテルからの窓外
スケッチです。
遙か下にサーフボード置き場があり、その色とりどり
のサーフボードがハワイらしいと感じたのですが、小
さすぎるようです。
あることを偶然知りました。
五月のころと秋(オクトバーフェスト)の2回です。
どうやら、主催者は違うようですが、飲む方としては、
どちらでもよいことで、おいしいいろんなビールが飲
めればそれでよいわけです。
今年は、それにしてもお知らせがないと思っていたら、
地震のせいで青葉祭り同様中止だったようです。
ところが、今週はじめ、偶然テレビのニュースで、
「ビアフェストin仙台」の話題がでました。いつもの
ビールフェスタではなく、臨時の祭りのようです。
主催はアサヒビールと聞いた時にはウン?と思いまし
たが、(アサヒしかのめませんから)、荒川静など有名
人のライブもあるということで、出かけてみました。
県庁のそばにある、会場の錦町公園までは、自宅から
10分程度でつきます。


時間を見ないで行ったのですが、ラッキーなことにジョ
ッキを買って飲み始めたら、荒川静のショーが始まり
ました。(写真をご覧ください)


ほろ酔い気分で、トークショーの様子をスケッチしまし
た。ショーが終わると、雨も降ってきたので、会場を出
ることにしました。(スケッチは次回ご紹介します。)
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm ハワイ・ホノルルのホテルの窓から

海外スケッチの定番、宿泊しているホテルからの窓外
スケッチです。
遙か下にサーフボード置き場があり、その色とりどり
のサーフボードがハワイらしいと感じたのですが、小
さすぎるようです。
文翔館(旧県庁舎・旧県会議事堂)訪問 山形市廻り(4)
前回の飲み屋街から自転車で、4、5分行くと、旧県庁舎に
たどり着きます。
旧県庁舎・旧県会議事堂の「文翔館」です。
国の重要文化財となっており、すみずみまで、手入れが行
き届いた堂々たる建築で、いつまでも見あきません。
幾何学的に統一されているので、あまりスケッチ心は起き
ませんが、時間があればよいポイントがみつかるはずです。
今回は、全体を見るだけにしました。

内部もきちんと復元されていて(次回ご紹介します)、重要
文化財にも関わらず、現在も、山形県郷土館として、また
一般向けのいろいろな行事に使われているのがよいと思い
ます。

(続く)
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm ハワイ・ホノルル大道芸人

ハワイの夜を楽しんだ後、ホテルへの帰り、路上パフォーマンス
を見るひとだかりが面白く、一気にスケッチしました。背後のホテ
ル群を描き込みましたが、色塗りでは、周りは暗くするつもりです。
たどり着きます。
旧県庁舎・旧県会議事堂の「文翔館」です。
国の重要文化財となっており、すみずみまで、手入れが行
き届いた堂々たる建築で、いつまでも見あきません。
幾何学的に統一されているので、あまりスケッチ心は起き
ませんが、時間があればよいポイントがみつかるはずです。
今回は、全体を見るだけにしました。



内部もきちんと復元されていて(次回ご紹介します)、重要
文化財にも関わらず、現在も、山形県郷土館として、また
一般向けのいろいろな行事に使われているのがよいと思い
ます。



(続く)
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm ハワイ・ホノルル大道芸人

ハワイの夜を楽しんだ後、ホテルへの帰り、路上パフォーマンス
を見るひとだかりが面白く、一気にスケッチしました。背後のホテ
ル群を描き込みましたが、色塗りでは、周りは暗くするつもりです。
旧市街 山形市廻り(3)
大手門を出て、街へ急ぎます。旧市街は道路がまっすぐ、
碁盤の目のように並んでおり、城下町の風情が残っていま
す。
下の写真のように、武家屋敷風の家(左)、広い敷地に昭
和初期風の門と建物の医院(真ん中、右)など、古い家が
ところどころに現れます。

さらには、蔵のある商店、こぎれいな教会を下に示します。

一方、旧市街の繁華街には、人工的な路地裏がありました。
観光名所となっているようですが、真昼間は誰も歩いてい
ません。夕暮れ時、ほろ酔い気分の人が出てくると、スケッ
チポイントになりそうです。

さて、いよいよ、旧県庁の建物へ移動します。
(続く)
<本日の絵>
F10 ワットマン 山形市・旧済生館本館

この絵は、すでに写真で紹介しました。スキャニングしたものを掲載
します。
人物をさりげなく入れるつもりでしたが、結局できませんでした。
碁盤の目のように並んでおり、城下町の風情が残っていま
す。
下の写真のように、武家屋敷風の家(左)、広い敷地に昭
和初期風の門と建物の医院(真ん中、右)など、古い家が
ところどころに現れます。



さらには、蔵のある商店、こぎれいな教会を下に示します。


一方、旧市街の繁華街には、人工的な路地裏がありました。
観光名所となっているようですが、真昼間は誰も歩いてい
ません。夕暮れ時、ほろ酔い気分の人が出てくると、スケッ
チポイントになりそうです。


さて、いよいよ、旧県庁の建物へ移動します。
(続く)
<本日の絵>
F10 ワットマン 山形市・旧済生館本館

この絵は、すでに写真で紹介しました。スキャニングしたものを掲載
します。
人物をさりげなく入れるつもりでしたが、結局できませんでした。
東京36景展スケッチポイント決定
23日の土曜日、「ゆあさようこ展」を見た後、新宿教室に
向かいました。
今回の教室は「人物クロッキー」でしたが、個人的には、
もうひとつ目的がありました。
(今回は、プロのモデルを使わず、生徒同士が、都会の街
の人々になり、相互にスケッチしました。内容は省きます)
それは、2週間前に描いた野外スケッチ作品をN先生にみて
もらい、展示候補として可能かどうか意見を聞くことでした。
線描の作品を<本日の絵>に示します。以前写真で示した
ときには、まだ人物や、レンガを書き入れていませんでした。
N先生からは、特に反対の意見はなく、ホッとしました。
同時に、以下のコメントをいただきました。
1)右上の葉っぱを少なくして空をもっと出すこと。
(線路の曲線をもっと出す)
2)ただ、この絵をもとに全紙へ拡大して描くのは課題あり。
ガード下のお店の生描きの線描の迫力を再現することは
難しい。もう一度現場で描くことになりそうだ。
一般に、日本画では、下絵をもとに本画のを描くようですが、
最近の展覧会では下絵を展示することが多くなってきました。
その場合下絵の方が線に力があり、作家の生の情感が出て
いて、興味深いのですが、今回の自分の絵も下絵にして、拡
大して描くと勢いがなくなるだろうなと思います。
人物も盛夏を思わせるように書き込みたいのですが、さて現場
描きをするか、拡大して描くか大変悩ましい。(昨年の全紙はす
べて現場描きをしましたが・・・)
<本日の絵>
ワットマン F10 有楽町ガード下

有楽町のガード下は、真昼間よりも夕暮れの方が、絵的には情緒
ありそうですが、真夏の強烈な日差しの下、色とりどりのパラソルを
差す女性も多く、そちらを描きたくなりました。(ここでは描いていま
せんが)
向かいました。
今回の教室は「人物クロッキー」でしたが、個人的には、
もうひとつ目的がありました。
(今回は、プロのモデルを使わず、生徒同士が、都会の街
の人々になり、相互にスケッチしました。内容は省きます)
それは、2週間前に描いた野外スケッチ作品をN先生にみて
もらい、展示候補として可能かどうか意見を聞くことでした。
線描の作品を<本日の絵>に示します。以前写真で示した
ときには、まだ人物や、レンガを書き入れていませんでした。
N先生からは、特に反対の意見はなく、ホッとしました。
同時に、以下のコメントをいただきました。
1)右上の葉っぱを少なくして空をもっと出すこと。
(線路の曲線をもっと出す)
2)ただ、この絵をもとに全紙へ拡大して描くのは課題あり。
ガード下のお店の生描きの線描の迫力を再現することは
難しい。もう一度現場で描くことになりそうだ。
一般に、日本画では、下絵をもとに本画のを描くようですが、
最近の展覧会では下絵を展示することが多くなってきました。
その場合下絵の方が線に力があり、作家の生の情感が出て
いて、興味深いのですが、今回の自分の絵も下絵にして、拡
大して描くと勢いがなくなるだろうなと思います。
人物も盛夏を思わせるように書き込みたいのですが、さて現場
描きをするか、拡大して描くか大変悩ましい。(昨年の全紙はす
べて現場描きをしましたが・・・)
<本日の絵>
ワットマン F10 有楽町ガード下

有楽町のガード下は、真昼間よりも夕暮れの方が、絵的には情緒
ありそうですが、真夏の強烈な日差しの下、色とりどりのパラソルを
差す女性も多く、そちらを描きたくなりました。(ここでは描いていま
せんが)
ゆあさようこ展 すみれ色の絵具 第3章 訪問
土曜日、新宿教室が始まる前に、池袋の自由学園「明日館」で
行われていた「ゆあさようこ展」に行ってきました。

会場の自由学園「明日館」は、池袋駅から徒歩で5-6分のところ
で、近くには「婦人の友」社(下の写真、左)もあり、何やら一昔前
の日本に戻った気になる場所です。

建物の中も、茶色い柱と白い壁で落ち着いた環境で、個展会場も
心地よい雰囲気に包まれていました。
会場に入ると、N先生を筆頭に、総勢10名近く、新宿教室の仲間が
すでに訪問していました。その上、池袋教室の生徒さんも2名来て
いて、教室関係者だらけになってしまいました。
ゆあささんの絵は色塗りがとてもきちんとなされていて、透明絵具
の特性が大いに引き出されています。おざなりな色塗りの我が身と
しては、大いに反省させられます。線描が済むとほとんど終わった
気でいる心構えを変えなければ。

教室の開始時間がせまってきたので、会場を引き揚げましたが、ライ
ト設計の明日館をゆっくり見る時間がなかったのは残念でした。
<本日のハワイ文様>

スケッチがないときの神頼み。ハワイのキルト文様を紹介
します。
左は、亀に海藻? シンプルな模様。 右は、色合いがや
さしい。
行われていた「ゆあさようこ展」に行ってきました。


会場の自由学園「明日館」は、池袋駅から徒歩で5-6分のところ
で、近くには「婦人の友」社(下の写真、左)もあり、何やら一昔前
の日本に戻った気になる場所です。


建物の中も、茶色い柱と白い壁で落ち着いた環境で、個展会場も
心地よい雰囲気に包まれていました。
会場に入ると、N先生を筆頭に、総勢10名近く、新宿教室の仲間が
すでに訪問していました。その上、池袋教室の生徒さんも2名来て
いて、教室関係者だらけになってしまいました。
ゆあささんの絵は色塗りがとてもきちんとなされていて、透明絵具
の特性が大いに引き出されています。おざなりな色塗りの我が身と
しては、大いに反省させられます。線描が済むとほとんど終わった
気でいる心構えを変えなければ。


教室の開始時間がせまってきたので、会場を引き揚げましたが、ライ
ト設計の明日館をゆっくり見る時間がなかったのは残念でした。
<本日のハワイ文様>


スケッチがないときの神頼み。ハワイのキルト文様を紹介
します。
左は、亀に海藻? シンプルな模様。 右は、色合いがや
さしい。
霞城訪問 山形市廻り(2)

本丸跡のお濠をすすんで、二の丸東門へ向かおうとしたところ、
市郷土館で、旧済世館本館に出会ったことは、すでに記事にし
ました。十分時間をかけてスケッチポイントを探した後、東門に
すすみました。





当初お城の復元にありがちな、コンクリートによる建築かと思っ
ていましたが、なんとすべて木と漆喰壁からなる、本格的な復元
で、山形市の力の入れ方が半端ではないことが伝わりました。
実は、この写真を撮った2週間後にスケッチのために再度この東大
手門を訪れたときに、門を見上げていると、一人の男性に声をかけ
られました。
その方は、この東大手門を作った建築会社の方で、すべての木材
の調達を担当された方でした。彼の話しによれば、門の上部に架け
られた、一番太い立派な檜の木材は、台湾で最大の檜を手に入れ
たのだそうです。日本では見つけることができず、山形市の有力者
(市長だったか?)が、台湾の総統と知り合いであったために実現し
たそうですが、後に台湾の世論からは、なぜ大事な檜を切ったのか
と糾弾されたとのエピソードを語ってくれました。
この東大手門の内部は、入場可能です。時間をかけて鑑賞した後、
旧市街へ向かうことにしました。
(続く)
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm 山形市旧小学校

山形市の最初の訪問の日の最後の時間に、旧小学校跡を
スケッチしました。昔の学校の雰囲気を感じさせる内部の展
示があり、レンタサイクルを返すまでの時間を使って、あわた
だしく描きました。はたしてここがよいスケッチポイントであった
かどうかわかりません。
霞城訪問 山形市廻り(1)
山形市廻りをようやく記事にします。
すでに、山形市へ向かう高速バスのスケッチ、旧済生館
本館を絵で紹介しました。
ここでは、山形市廻りをはじめから紹介します。
山形県には、以前米沢市を訪れたことがあります。
伊達氏、上杉氏ゆかりの場所なので、山形県の城下町は
米沢で見終わった気がしていました。
ですから、実は山形市については、県庁所在地という程度
の認識で何の期待もせず向かったのです。
ところが予想外でした。山形市は、霞城なるお城がある堂々
たる城下町でした。
さっそく、山形駅構内の観光案内所で、レンタサイクルを借り
(無料)、お城に向かうことにしました。

「やまぼうし」の真っ白い花が迎えてくれました。

お濠を渡り、お城の中に入ります。予想外に広大です。
それもそのはず、築城は、最上義光が出羽57万石の城主と
してふさわしい規模に作られたからです。ところが、その
後、徳川の領地になり江戸後期には4万石の規模に縮小され
、結果的にその禄高にそぐわない規模となったのが実情のよ
うです。
本丸跡のお濠をめぐり、さらにすすみました。
(続く)
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm ハワイ・ワイキキ海岸

ハワイでのスケッチは、これまでマイブックしか紹介してきま
せんでした。彩色可能な紙に書いたのはこれを含めて2点です。
このときは、ワイキキビーチでダイヤモンドヘッド望む場所で
描きました。
ワイキキビーチに、ダイヤモンドヘッドとくれば、これはいかに
もという構図になるのはしょうがないですね。
すでに、山形市へ向かう高速バスのスケッチ、旧済生館
本館を絵で紹介しました。
ここでは、山形市廻りをはじめから紹介します。
山形県には、以前米沢市を訪れたことがあります。
伊達氏、上杉氏ゆかりの場所なので、山形県の城下町は
米沢で見終わった気がしていました。
ですから、実は山形市については、県庁所在地という程度
の認識で何の期待もせず向かったのです。

ところが予想外でした。山形市は、霞城なるお城がある堂々
たる城下町でした。
さっそく、山形駅構内の観光案内所で、レンタサイクルを借り
(無料)、お城に向かうことにしました。

「やまぼうし」の真っ白い花が迎えてくれました。



お濠を渡り、お城の中に入ります。予想外に広大です。
それもそのはず、築城は、最上義光が出羽57万石の城主と
してふさわしい規模に作られたからです。ところが、その
後、徳川の領地になり江戸後期には4万石の規模に縮小され
、結果的にその禄高にそぐわない規模となったのが実情のよ
うです。
本丸跡のお濠をめぐり、さらにすすみました。
(続く)
<本日の絵>
Daler Rowney Aquafine 254x178mm ハワイ・ワイキキ海岸

ハワイでのスケッチは、これまでマイブックしか紹介してきま
せんでした。彩色可能な紙に書いたのはこれを含めて2点です。
このときは、ワイキキビーチでダイヤモンドヘッド望む場所で
描きました。
ワイキキビーチに、ダイヤモンドヘッドとくれば、これはいかに
もという構図になるのはしょうがないですね。
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展(3)
・最後にゴーギャンの版画です。
中学生だったのか、高校生だったのか、忘れてしまいましが、
名古屋の美術館でゴーギャンの油彩画の本物をはじめて見た
ときの感動を今でも忘れることが出来ません。
それまでは、多くの日本人がそうであるようにゴッホの作品
が素晴らしいと思っていましたが、その時以来、ゴーギャンに
鞍替えしました。
ゴッホの絵は本物はもちろんですが、印刷物でも、圧倒的な
オーラを発散しています。作家の情念に押しまくられる感じ
です。
それに対してゴーギャンは、印刷物で見ると実に地味です。と
ころが、実物の前に立つと、何かひたひたと感動が押しよせ
てくるのです。ゴッホとはまったく異質の感覚です。
質感からくるのでしょうか。ゴッホのような根っからの画家
とは異なる精神性を感じます。
今回も、展示されていた二つの木版画は、それ自体が遠くから
みても一つの世界を作っていました。下に示したのは、その
一つですが、展示されていたのはこの彩色版ではなく、白黒
版です。

(出典:wikimedia commons)
油彩画と同様、上のように写真に示すと大変地味ですが、実物
からは、独特のオーラを発しています。
以上版画を中心に紹介しましたが、最後の部屋のゴッホの絵に、
目を奪われたことを付け加えて、記事を終えます。
(青緑、緑、白が基調です。これまで見たことがない作品でした。
下の写真は、実際よりくすんでいます。とても印象的な絵でした)

(出典:wikimedia commons)
<本日のハワイ文様>

左はまたしても、ハワイの青緑色。植物なのか、虫にも
見えるなんとも奇妙な文様。右は、ハワイの文様の定番。
ウミガメです。
中学生だったのか、高校生だったのか、忘れてしまいましが、
名古屋の美術館でゴーギャンの油彩画の本物をはじめて見た
ときの感動を今でも忘れることが出来ません。
それまでは、多くの日本人がそうであるようにゴッホの作品
が素晴らしいと思っていましたが、その時以来、ゴーギャンに
鞍替えしました。
ゴッホの絵は本物はもちろんですが、印刷物でも、圧倒的な
オーラを発散しています。作家の情念に押しまくられる感じ
です。
それに対してゴーギャンは、印刷物で見ると実に地味です。と
ころが、実物の前に立つと、何かひたひたと感動が押しよせ
てくるのです。ゴッホとはまったく異質の感覚です。
質感からくるのでしょうか。ゴッホのような根っからの画家
とは異なる精神性を感じます。
今回も、展示されていた二つの木版画は、それ自体が遠くから
みても一つの世界を作っていました。下に示したのは、その
一つですが、展示されていたのはこの彩色版ではなく、白黒
版です。

(出典:wikimedia commons)
油彩画と同様、上のように写真に示すと大変地味ですが、実物
からは、独特のオーラを発しています。
以上版画を中心に紹介しましたが、最後の部屋のゴッホの絵に、
目を奪われたことを付け加えて、記事を終えます。
(青緑、緑、白が基調です。これまで見たことがない作品でした。
下の写真は、実際よりくすんでいます。とても印象的な絵でした)

(出典:wikimedia commons)
<本日のハワイ文様>


左はまたしても、ハワイの青緑色。植物なのか、虫にも
見えるなんとも奇妙な文様。右は、ハワイの文様の定番。
ウミガメです。
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展(2)
「紙の上の印象派」の作品の感想を続けます。
・今回、展示された油彩画でめざましかったのは、「メアリー・
カサット」という米国人の女流画家の作品です。印象派の
絵画を最初に受け入れたのは、米国だったというのは聞いた
ことがありましたが、その裏に、この女流画家の力が大きく寄
与したことは、今回初めて知りました。
彼女の油彩画は、特に、女性はどなたも一目見たら惹きつけ
られるのではないでしょうか。子供の表情がかわいらしい。(是
非見てください。例を下の写真に示します。)
s.jpg)
(出典:wikimedia commons)
少し、横道にそれました。ここでは、そのメアリーカサットの版
画を紹介します。(下の写真左)
彼女の版画が4点展示されていました。はじめ、見たときにこ
こに「新版画」がある!と一瞬驚きました。特に、「欲女」(写真)
と「入浴」という作品ですが、日本のスタイルを取り入れながら、
独自の魅力を出しているところはさすがです。
・上の写真の右の写真、セザンヌの作品です。つぼや果物から
なる静物画とはあきらかに違う。
厳しい構成力を感じる油彩の静物画に比べて、ごく自然な印
象です。考えるに、リンゴや壺などは、位置や方向を変えて構
成出来るのに対し、植物(葉)は、それができません。
構成してやるぞという気持ちが勝っている油彩画にくらべて、
自然をすなおに写し取るセザンヌの心が現れている気がします。
(そうはいいながら、よく見ると、このゼラニウムの絵も、鉢は、
手前側に傾けているような気が・・・?)
(続く)
<本日のハワイ文様>

ハイビスカスだと認識ができるぎりぎりまでの大きさに
広げたレイアウト。色違い2点。
左の黒地に赤の配色は、以前紹介した、黒地に赤の和
模様とまったく同じ。ハワイに独自の配色なら、日本を
含むポリネシア全域に共通の配色ということになります。
新たな課題です。
それとも、ハワイに移住した沖縄の人たちの影響でしょ
うか?
・今回、展示された油彩画でめざましかったのは、「メアリー・
カサット」という米国人の女流画家の作品です。印象派の
絵画を最初に受け入れたのは、米国だったというのは聞いた
ことがありましたが、その裏に、この女流画家の力が大きく寄
与したことは、今回初めて知りました。
彼女の油彩画は、特に、女性はどなたも一目見たら惹きつけ
られるのではないでしょうか。子供の表情がかわいらしい。(是
非見てください。例を下の写真に示します。)
s.jpg)
(出典:wikimedia commons)
少し、横道にそれました。ここでは、そのメアリーカサットの版
画を紹介します。(下の写真左)
彼女の版画が4点展示されていました。はじめ、見たときにこ
こに「新版画」がある!と一瞬驚きました。特に、「欲女」(写真)
と「入浴」という作品ですが、日本のスタイルを取り入れながら、
独自の魅力を出しているところはさすがです。


・上の写真の右の写真、セザンヌの作品です。つぼや果物から
なる静物画とはあきらかに違う。
厳しい構成力を感じる油彩の静物画に比べて、ごく自然な印
象です。考えるに、リンゴや壺などは、位置や方向を変えて構
成出来るのに対し、植物(葉)は、それができません。
構成してやるぞという気持ちが勝っている油彩画にくらべて、
自然をすなおに写し取るセザンヌの心が現れている気がします。
(そうはいいながら、よく見ると、このゼラニウムの絵も、鉢は、
手前側に傾けているような気が・・・?)
(続く)
<本日のハワイ文様>


ハイビスカスだと認識ができるぎりぎりまでの大きさに
広げたレイアウト。色違い2点。
左の黒地に赤の配色は、以前紹介した、黒地に赤の和
模様とまったく同じ。ハワイに独自の配色なら、日本を
含むポリネシア全域に共通の配色ということになります。
新たな課題です。
それとも、ハワイに移住した沖縄の人たちの影響でしょ
うか?