はやて発見

東京駅の新幹線のホームに向かって階段を駆け
上ってみると、人でごった返しています。

何事かとよくみると、駅員、清掃関係者、背広を
きたJR職員(?)、そしてカメラをかまえた大勢
の人。

なんと、そこは停車中の「はやて」の先頭列車で
した。

CIMG4201.jpg CIMG4200.jpg

「はやて」の営業は、3月5日からです。

これはラッキーと、ミーハー気分で写真をとりまく
りました。

テレビで見てわかっていましたが、やはり先頭のノ
ーズ部分は非常に細長くて迫力があります。

胴体部のデザインをよく見ると、

      CIMG4205.jpg

上部はメタリックのブルーがかった緑、と白の上下に
ピンク紫のストライプです。

このデザインはどこかでみたようなと思いましたが、
JR東日本の新幹線に共通のスタイルでした。
(下の写真)
CIMG4212.jpg CIMG4211.jpg

どうやら、設計は同じデザイナーではないでしょうか。

なお、ピンクとブルーの目立つ物入れ箱が脇において
ありました。おそらく内部も統一されたデザインなの
でしょう。

      CIMG4206.jpg


<本日の絵>
本日の絵は休みます。

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野外スケッチ(江戸東京たてもの園)

日曜日から下り坂という週間天気予報で心配して
いましたが、幸い朝からおだやかな晴天にめぐま
れました。

久しぶりの教室の野外スケッチです。

行先は、小金井公園の「江戸東京たてもの園」。

前回訪れたのは、もう十数年前のような気がしま
す。
見覚えのない建物が多く、歳月を感じました。

今回は、通常の教室の土曜日と違い、日曜日だ
ったせいか、お休みの人が多く、こじんまりとして
少しさみしい野外スケッチとなりました。

さて、スケッチポイント選びですが、それぞれ個性
ある建物なので、何を描いてもよさそうですが、か
なり苦労します。

なぜなら、建物を描くうまい方の作品がつぎつぎに
頭に浮かび、どこを描いても二番煎じになるように
思えるからです。

F10 ワットマン 線スケッチ途中経過
江戸東京建物園

結局、選んだ場所は「都電」の中、運転席近くの電車
の出入口から商店を眺める構図で描くことにしました。

この場所を選んだのは、初めから狙った訳ではなく、鼻
炎の原因となる風をさけるために、客席に座ってみたの
ですが、先日渋谷行きのバス車内スケッチが楽しかった
ことを思い出し、ここで描いてみる気持ちが湧いたから
です。

入口によじ登ってくる子どもたちを後から描くつもりで、
入口の下半分の余白を残し、車内と商店部分を現場で
スケッチしました。(上の写真)

子供を大きく描いて、この絵の中心に据えようと思ってい
たのですが、、背景の建物をそれなりに描きこんだので、
却って焦点がぼけそうで、はたしてそれがよいのかどうか
迷っています。


<本日の絵>
本日の絵は休みます。

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「酒井抱一生誕250年・琳派芸術・光悦・宗達から江戸琳派」展二部(1)

一部に引き続き、出光美術館の表題の美術展第二部
行ってきました。

第一部では、送達、光琳、光悦、乾山らが中心でしたが
、この第二部では、<転生する美の世界>という副題で、
抱一、基一が中心です。

例によって、感想をまとめます。

1)個人的には、会場入って第一番目の「三十六歌仙」(基
  一)に眼を奪われました。

三十六歌仙

 ・衣冠束帯の人物が色とりどりの衣装で、リズミカルに配
  置されているのですが、黒の装束の男たちの他に、目の
  覚めるような赤一色の装束、青一色の装束、白一色の装
  束の男たちが配置されているのです。
  平安時代に、こんな現代的な色の衣冠束帯の衣装は本
  当にあったのか? とうたがってしまいました。
  けれど、配色は見ている側に心地よさを誘います。

 ・ただし、この絵の真価は、表装をみないと語れません。
  絵の回りをよくみると、人物が着ている装束と同じ色を
  使った文様で、表装の飾りがなされています。さらに上
  下の部分には、シンプルな青の波模様に、扇が配置され
  て、この絵が表装なしには評価できないことが分かります。
  実は、表装は通常の織物ではなく、基一自身が、肉筆で
  描いているのですから、当然なのかもしれません。
(続く)


<本日の絵>
本日の絵は休みます。

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ポンペイ展について:補足釈明 三次元-二次元変換の難しさ

22日付の記事でポンペイの壁画の絵は稚拙だと書き
ましたが、紀元・前後の画家に対して厳しすぎたと
反省しています。

少し、筆がすべりました。
よく考えると酷な評価だったと思います。

ラスコーの洞窟画は例外として、エジプトでは紀元前
からこのポンペイと同時期まで、あの平面的な絵を、
何千年と変わることなくひたすら書き続けているので
すから。
(これはこれで凄い)

水墨画でさえ、大昔からあるようで、宋時代にようやく
今の水墨画が完成。

2次元平面に、3次元を写し取るのはいかにむずかしい
ことかを忘れていました。

そう考えると、十分三次元を表現したポンペイの壁画
は、この時代を考えると凄い技量なのかもしれません。

逆に、ギリシャ彫刻のあの完璧さ、(ローマの彫刻も)は、
三次元-三次元の変換なので容易だったのか?

それも違うような気がします。

同じ次元で考えたらいけないようです。
彫刻は彫刻の難しさが、絵は絵で難しい。これが真実でし
ょうか。

ルネサンスで現れた遠近法も含め、一度時代時代で不連続
的にあらわれる革新を考えてみる必要がありそうです。


<本日の絵>
マイブック 高崎線人物
小田急線人物
最近乗った高崎線の車内で。いつもの通り人物スケッチ
です。

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ブログかホームページか

最近、ブログ上で自分の絵を探すのが、大変になって
きたことを感じます。

おまけに、ブログ上で書いた、自分の言葉も、単なる
検索では間に合わなくなってきました。

その場その場で、無責任に勝手なことを書いているの
で自分が前に書いたことと違うことを書きそうになる
のです。ですから、前に何を書いたか調べようとする
のですが、もはや記憶力は低下、キーワ-ドも浮かび
ません。

このブログを始める前に、ブログかホームページかで
悩みました。

線スケッチの仲間のサイトを覗くと、概ねホームペー
ジをポータルサイトに、ブログはその中の一部とする
ケースが多かったのですが、結局、一番手軽に更新でき
そうなブログからはじめることにしたのです。

しかし、冒頭にのべた理由から、やはりホームページも
必要だなという考えに最近なってきました。

そこで、

1)これまでの自分の絵を展示する。
2)これまで書いた自分の言葉を、まとめる

このようなホームページを意識し、しかもできるだけ、
単純な操作でできる方法はないかと探すことにしまし
た。

ありました。

Jimdoです。

ドイツ生まれで、日本ではKDDIが主催しています。

Jimdoの本

早速本を買って、気分を盛り上げているのですが、歳を
とって、ものぐさになっているので、作成するのはいつに
なるかわかりません。

どうなることやら。



<本日の絵>
F4 アルシュ 仙台の花火を待つ
仙台花火を待つ
これまた3年前、初めての仙台花火大会を見たときの未完成だった
スケッチです。
花火を夜空に描くつもりで、まだ日が暮れる直前、人々の姿を描いて
おこうと、これだけの人を猛スピードでスケッチしたことを覚えています。
さて、後日色を塗ろうとして驚きました。人々が皆下を向いているのです。
当たり前です。花火が始まるまでは、皆さん食事をしながらおしゃべり。
夜空を見上げているわけがありません。
ということで、花火の絵は没。お蔵入りとなったのです。
とはいえ、色塗りにはよい練習台。夜だからといって、真っ黒に塗るのも
しゃくなので、手前の人物は通常の色塗りを、奥の人物には紺色をかけて
みました。

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「ポンペイ展」について

前回の散歩の記事の続きになります。

若い人たちに誘われて、後についていくと、仙台城の
入口にある仙台市博物館に導かれました。

改装期間が長かったため、最近は仙台市博物館のま
わりは、ほとんど人通りがなかったのですが、続々と
車と人が入口にむかっています。

ポンペイ展」がはじまったのです。

CIMG4182.jpg CIMG4183.jpg

線スケッチの眼ではあまり関心がないのですが、はるか
昔、一度ポンペイをローマからバスで、かけあし観光した
ことがあり、懐かしいことも手伝って入館することにしま
した。

以下、感想です。

(1)展示品は、絵画(壁画)、彫刻、工芸品、その他から
  なるのですが、彫刻、レリーフの技量に比べて絵画の
  稚拙さが目立ちます。

  ルネッサンス時代のようなプロの画家ではなく、職人
  画家が描いたせいかもしれませんが、あるいはテンペ
  ラによる描きづらさがあるためかもしれません。  

(2)絵画の中に黒べたの背景に複数の人物像を描いた
  ものがありました。突然、ギリシャの、黒の地に複数の
  人物の像が描かれた土器を思い出しました。黒べたの
  文様を世界規模で考えなければならないと思いました。

(3)全体に言えることは、ポンペイの例だけで断定しては
  いけないと思うのですが、全体に大味です。
  やはり、ローマ人は土木や建築に才能を発揮したのだと
  いうことをつくづく感じました。



<本日の絵>
マイブック 仙台市博物館プレイミュージアム
仙台市博物館070
ポンペイ展の部屋を出ると、子供たちが遊ぶ場所で、イベント
が催されています。母子で熱心に何かを作っており、手の表情
を描くには好都合とスケッチしてみました。目の表情も、以前
の怖い表情ではなく、柔らかい表情になることを心がけました。

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ようやく春が

朝から日差しが柔らかく、仙台も春の兆し
です。

今年に入って、外に出る気力もでないほど
寒さが続きましたが、明るい日差しに誘わ
れて、散歩をすることしました。

自宅から、地下鉄工事中の青葉通りを西へ
広瀬川にかかる大橋をめざします。

       CIMG4181.jpg

愛宕神社からの眺望はまだ塗りかけですが、
広瀬川の色塗りが気になっていたので、橋か
らよーく眺めてみました。

すると、鴨が三羽、嬉しそうに餌求めてもぐっ
ています。水は澄みきり、大きな都市でこんな
にきれいな水が流れているというのは、あまり
例がないのではと思います。

目の前を若い人々が楽しげに歩いています。
どうやら、仙台市博物館に向かう様子です。
私も後についていくことにしました。



<本日の絵>
F8 ウォーターフォード 大阪城・桜
大阪城・桜
これまた、仙台城・桜と同様、1年ぶりの完成です。薄塗りに
徹しました。そのせいか、この画像では、スキャニングで色が
失われてしまいました。大阪城をよく観察すると、屋根が緑で、
黒地に金の飾りであることにはじめて気がつきました。

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「酒井抱一生誕250年・琳派芸術・光悦・宗達から江戸琳派」展(2)

今回は、線描の視点による感想ではなく、それを離れ
て感じたままを記します。

1)俵屋宗達 「扇面散図屏風」、「扇面散貼付屏風」。
  扇の散らし方だけでなく、扇の骨が赤、青、緑と斬
  新。現代的。

2)金地に「緑」、金地に「赤」の屏風の競演。これは、
  日本の屏風や襖の代表的な配色。
  けれど、金地に「青」が見当たりません。欧州、特に
  英国でよく見られるこの素晴らしい配色は、なぜ日本
  で生まれなかったのでしょうか。

3)尾形光琳 「深省(尾形乾山)茶碗絵手本」
  光琳が弟(乾山)のために描いた茶碗用絵手本。
  恐ろしいまでの簡潔で鋭い線描。特に、馬の絵は凄
  い。
  一瞬を捉え、一筆で、どうしてかくも生き生きとした脚
  が描けるのでしょうか。
  私が100年馬事公苑に通って馬を描いたとしても描け
  そうにありません。この展覧会で一番の収穫。

          009.jpg

4)尾形乾山の彩色陶器。
  とても350年前に描かれたとは思えないデザイン。こぎ
  みよいリズムと配色。

さて、もう二部が始まっています。是非とも訪れてみたいと
思います。
(抱一、基一)が待っています。  


<本日の絵>
F8 ウォーターフォード  仙台城・桜
仙台城・桜
ほぼ1年経ってしまいましたが、やっと完成です。
遊覧用バスの「ループル仙台」を描かないと、どの都市か
わからないので、坂道の真ん中に配しました。ウォーター
フォードは発色がもう一つということがわかりましたので、
今後使うかどうか迷ってしまいます。

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「酒井抱一生誕250年・琳派芸術・光悦・宗達から江戸琳派」展(1)

2月6日の「東京三十六景スケッチポイント探し(2)」の中
で、出光美術館に寄って、皇居を見下ろすスケッチポイ
ントの話題を記事にしました。

このとき、入館料1000円を払って、スケッチポイントを確か
めたのですが、表題の美術展も一時間かけて鑑賞しました。
この美術展は、一部「煌めく金の世界」と二部「転生する美
の世界」
からなっており、偶然一部の最終日の前日に行き
当たったわけです。

           002.jpg

いつもなら、すぐに展覧会の方を記事にするのですが、「黒
ベタ」のネタに引きずられて、後回しになってしまいました。

もっとも、この時は、皇居を見下ろすスケッチポイントのみが
目的でしたので、正直何も考えず入館し、大変美術展には
失礼な態度でした。

しかししかし、満足です。
俵屋宗達、本阿弥光悦、尾形光琳、尾形乾山、酒井抱一、
鈴木基一の作品を間近に見ることができたのです。
(続く)


<本日の絵>
F4立て2枚連結 ワットマン 世田谷区・次太夫堀公園古民家

      世田谷・次太夫堀公園
3年前に描いた線描を、ようやく塗りました。次太夫堀公園
は、都内にこんなところが残っているのかと思わせるほど、
ひなびた場所です。この場所で、偶然線スケッチ仲間に会っ
たことを思い出しました。

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黒ベタは和の美ではない?(4)

前回の記事で終了する予定でしたが、現代日本の
黒ベタをもう少し具体例で探したくなりました。
恵比寿、新宿、東京駅でみつけた事例を紹介します。

(1)恵比寿駅、恵比寿ガーデンプレイス。

1)長大な歩道エスカレーターの両脇は、黒ベタの
  広告のオンパレード。入り口の広告。
恵比寿 恵比寿3 恵比寿4 恵比寿5

2)エビスビール記念館の中のはっぴと看板。
  (これは現代でなく、戦前のものですが)
恵比寿6 恵比寿10 恵比寿9 恵比寿8

3)恵比寿駅周辺。飲食店の広告が中心。ビル1棟が
  黒づくめ。

恵比寿12 恵比寿13 恵比寿14 恵比寿15

(2)新宿駅
1)新宿ルミネ:高島屋から小田急新宿駅へルミネを抜ける中、
  目につくなり撮りました。
新宿ルミネ3 新宿ルミネ 新宿ルミネ2 
                                新宿ルミネ5
 新宿ルミネ6 新宿ルミネ7 新宿ルミネ4

(4)東京駅
1)東北新幹線改札口前の本屋横のお土産屋さんの看板。
  最近取り換えたと思われる黒ベタの広告デザイン。
  新幹線ホームの、この間までは赤い看板だったのが、
  全体に黒づくめのデザインに刷新した駅弁屋さん。

                       東京駅 東京駅2

以上、数えるのにいとまがないほどです。

実は、お茶の水駅界隈も探索したのですが、多すぎて省略
します。(中古ギター屋さんが入っている一棟ビルが黒づく
め。お茶美のビルが黒を基調とし、しかも黒地にしゃれた文
字表示もみつけました)

仙台にもどって観察したのですが、有名ブランドの広告が
ほどんど黒ベタであることに気がつきました。(GAP,イブサ
ンローラン、ルイビトンン、フォショーン・・・・)などなど。

スタイリッシュビル、スタイリッシュ店舗、スタイリッシュ広告
の氾濫と海外のブランド広告の黒好み、これらの事例を分
析しなければなりません。(誰も分析しろなどとはいっていま
せんが)
またの機会にご報告します。


<本日の絵>
本日の絵は休みます。

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