蔵元「佐浦」へ 塩竃市建物探訪(2)

本塩釜駅前の広場左の道をすすむと、すでに
レトロの匂いがします。

さらに、細い路地があるので、かまわず進むと、
どうやらそこは「やみ市」。

朝早いので、ほとんど店はしまっており、開店
準備をはじめた店の女性が、どうみても観光客
風情のためか、「いってらっしゃい。帰りにお土
産買いによってね」と私に声をかけます。

大通りを左にすすむと、一軒のお店を挟んで左
右に道が並行している場所に出ます。右を向く
と、ますますレトロ感覚が。

ここは、本町通り。昔なつかしき商店街です。
最初に目を引くのは、銘酒「浦霞」(全国で売られ
ています)の蔵元「佐浦」の建物です。

塩竃(佐浦)

道にせり出している、商店には似つかわしくない出っ
張りは、本社の玄関で、説明文によると、かつて、塩
竃神社の別当だった法蓮寺の向拝で、寺が廃仏毀釈で
取り壊されたあと、数奇な運命で、ここ佐浦の本社玄
関となったとのことです。

街を保存しようとするNPOの熱意で、実現したそうで、
案内マップの作製など、市民の活動が盛んの様が推し
はかられます。

以前きたときには、お店の中に入り、お酒を試飲して、
一本気に入ったものを買ったのですが、まだお店は開
店前です。

そこで、さらに大通りを進むことにしました。


<本日の絵>
本日の絵は休みます。

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塩竃市建物探訪(1)

宮城県を知らないときには、塩竃市や松島は仙台
市からずいぶん遠いところのような気がしていま
したが、実はJRの電車で、仙台から、たかだか数
十分のところです。

東京でいえば、距離的には、荻窪や吉祥寺といっ
たところでしょうか。(もしかするともっと近い?)

これまで、仙台を中心に、ぶらり散歩を記事にし
てきましたが、第二次大戦の大空襲のために、仙
台市中心には、残念ながら、歴史的な建造物がほ
とんど残っていません。

一方、戦後の建物、東京で言えば、「三丁目の夕
日」のノスタルジックな昭和30年代の建物もほと
んど残っていないのです。

これは、仙台市があまりにもクリーンで猥雑な場
所がほとんどないという最初の印象と重なります。

おそらく、東北一の商圏として、どんどんと時代
の先端の建物を建てていかなければならなず、今
ではほとんど建て替わってしまったためではない
でしょうか。

ところが塩竃は、昨年知人を案内した時に、ずい
ぶん違う印象を持ちました。塩竃神社を筆頭に、
街中には古い建物がいたるところに見えるのです。

塩竃マップ

駅には、「しおナビぶらぶらぶらりマップ」という案内
マップが置かれており、これがなかなかできがよいの
です。

今回は、スケッチポイントの探索も兼ね、このマップ
を片手に半日かけて塩釜の建物を探訪しました。

それでは、いざゆかん。


<本日の絵>
マイブック
仙石線スケッチ
塩竃へ向かう列車の中でスケッチしました。
年をとった女性を描くのは久しぶりです。目や
顔のしわなどがやはり若い人と違うのがよくわ
かりました。

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1年ぶりの「東京野外スケッチ」 昭和記念公園

約1年ぶりに、K子先生主催の「東京野外スケッチの会」
が行われました。

場所は立川の「昭和記念公園」昨年の秋以来の訪問
になります。

今回は、K子先生がお母様と赤ちゃんを連れてこられて
いて、この点が以前とはまったく違います。

懐かしい顔が集まり、ひとしきり挨拶のあと、園内に入
りました。

もう6月も近いというのに、曇りのうえに、寒風が吹いて、
楽しみにしていた五月のさわやかな風の中でのスケッチ
とは程遠い状況です。

西立川口の門の前で、午後2時半集合ですので、ほとんど
時間がありません。広大な園内のスケッチポイントを探す
だけで、終わりそうです。

そこで、レンタサイクルを借り、一気に園内を周って探す
ことにしました。

結論だけ言います。スケッチポイントは、「みんなの原っ
ぱ」のお花畑横の売店の周辺の人々が集う雰囲気が気に
いり、ここで描くことにしました。

 昭和記念公園売店  昭和記念公園シーソー

やはり、描くなら公園らしい雰囲気、もっといえば、人物に
まさるものはないと思います。

午後2時半に再集合し、講評を行い、無事終了しました。


<本日の絵>
マイブック
昭和記念公園(シーソー)

本格スケッチを始める前の、恒例のマイブックスケッチです。
シーソーに次々と子供たちや大人が乗る様をすばやくスケッ
チするのは、なかなか気持ちがいいものです。乗る人が変わ
るたびにスケッチしてみました。

昭和記念公園(シーソー)2

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本祭りもやはり「雀躍り」でしょう 仙台青葉祭り(3)

16日の本祭りは、青葉神社の神輿行列、
時代絵巻巡行、山鉾巡行の三部からなり、
ある意味では由緒正しく、当たり前の中
身なので、はっと驚くところはありませ
ん。

一方、「雀躍り」は宵まつりに引き続き、
一日中各所で行われます。

やはり、青葉祭りは「雀おどり」に始まって、
「雀躍り」で終わるような気がします。

前前回の記事では、よい祭りのフィナー
レの熱気の写真をアップすることができ
ませんでした。

なぜなら、色塗りの時間を確保するため
に、今回はフィナーレに出かけられなかっ
たためです。

その代わりにとはなんですが、昨年の写
真をお示しします。

宵まつりフィナーレ 宵祭りフィナーレ2

上の写真では、各大学の連が押し寄せる様
を示しました。
一日中、踊り続け、宵まつりの終盤近く、全
員最後の力を振り絞っています。

仙台市内の主要な大学の連は規模が大きく、
迫力と若さにあふれて、近頃になく心揺
さぶられました。



<本日の絵>

マイブック
青葉祭り(本祭り)

青葉祭り、本祭りの山鉾巡行を描きました。というよりは、
沿道の人々が中心です。
右と、左のページで、人物の背の高さが違ってしまいまし
た。夢中で素早く描くことに気を取られ、ついつい、背を
比較することに気がつきませんでした。。


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「和の美」競演 仙台青葉祭り(2)

「雀躍り」のもう一つの楽しみは、色とりどり
の「和の美」の競演です。

実を言うと、はっぴの背中のデザインのことで
す。

毎回、このブログで書いているのですが、線ス
ケッチにのめり込むことがなかったら、このよ
うに身の回りの「美」に気付くことはなかった
でしょう。

今までは、はっぴの模様など、見ているようで、
見ていない。あくまで、全体の景色の中の一部分
としてしか見ていませんでした。

雀躍りに驚いたついでに、彼女、彼らの背中の和
模様に自然に眼が行きました。

なんと、その多様なこと。しかも、そのデザインが、
当たり前のように日本の美の伝統にしたがってデザ
インされているのです。

はっぴ模様

今頃何をいっているんだと叱られそうですが、改め
て、日本の美を見直してみたいと思います。

豊かな和様の歴史的蓄積があるからこそ、たかがは
っぴ、されどはっぴとしてのデザインがいともやす
やすと(おそらく)用意できたのでしょうから。

ちなみに、上に示した背中の写真は、それぞれ、すれ
違うときに、振り向きざまに撮ったものですが、大抵
ピントがあわず、すぐそばまで追いかけるはめになり
ました。はたからは、変なストーカーおじさんに見え
たでしょう。

昔なら、決してこんな勇気はありませんでしたが、好
きなことがあると、何でもできるようです。



<本日の絵>

青葉祭り(定禅寺通り)

15日の、お昼の定禅寺通りでは、まだ祭りの準備中。
通りの真ん中に座って、新緑の派の緑を見上げながら、
マイブックにスケッチしました。
右はじに、るーぷる仙台のバス(観光用の巡回バス)
を描きました。



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宵まつりの賑い 仙台青葉祭り(1)

すでに、記事に書きましたように、5月15日(土)、
5月16日は、仙台青葉祭りでした。

昨年、はじめて青葉祭りを見て、驚きました。

きらびやかな山車や、時代行列は、他の都市
の祭りと同様です。

驚きの理由は、「雀躍り」。

雀躍り 雀躍り2

ダイナミックな動き、かといって野放図ではない。
野性味を残しつつ洗練された部分もある。

扇子を両手に持ち、腰を屈めて扇子を全員同時
に手を返すと、扇子の色がぱっと変化して、和の
美がダイナミック踊り、なんとも形容できない
華やかさがあります。

扇子を持つ手を広げ、腰を低めに舞う姿は、まさ
に「雀」です。

  雀躍り3 雀躍り4

そして、醍醐味は沿道を埋め尽くす人波の中で、
遠くから笛、お囃子と、地響きする太鼓の音が
響き渡る中で、数百とも云われる連が、こちらに
向かって押し寄せてきます。

       雀躍り5

圧巻は、最後の連総出の雀躍りで、数千人の踊り手が、
いつはてるともない踊りが続き、見ている者も、心地
よい興奮を覚えす。

このようにして、第一日は終わりました。


<本日の絵>
本日の絵は休みます。

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講評会始る

午後1時、講評会が始りました。

いつも思います。

野外スケッチの再集合の時に、一応皆さんの
線描の作品を見ているのですが、講評会の時に、
仕上がった作品をあらためて見ると、生徒さん
各自の苦しみ(?)や、苦心のすえの作品は、
まるで、そのときの印象とは違います。

今回は、特に秋の「TOKYO三十六景展」に向け
て、気合いがこもったN先生の講評をいただく
ことになりました。

私の作品は、以下の通りです。

1)ベリーダンサー 3枚(完成)
2)多摩森林科学園の仙台枝垂れ桜 1枚(完成)
3)上野ヨドバシカメラ/アメヤ横町 全紙1枚(未完成)

講評の方は、以下の未完成品に集中しました。

上野ヨドバシカメラ

先生、曰く、

「手前のつつじと、建物上部、空が目立って、本
当に見る人に訴えたい、魅力のあるヨドバシカメ
ラのビルとアメヤ横町周辺に見る人の目がいかな
い。焦点がぼけてしまう。」

「手前のつつじと建物上部から上の空の部分を切っ
てしまえばよい。」

「ここでは、ヨドバシカメラのビルとアメヤ横町、
さらに左を走るJRの線路のみに焦点をあてるべきだ。
線路には列車が走ってくる姿を描いて動的に表現す
ること。」

とのきびしくも、まことに当を得たコメントをいた
だきました。

そうなのです。ついつい、あれもこれもという気持ち
が、知らず知らずのうちに出ていました。

ところが、講評会から帰って、あらためてマイブック
のスケッチを見ると、まさに先生のコメントそのもの
になっているではありませんか。

上野ヨドバシカメラ

やはり、最初に直感的によいと自分が感じたものを
マイブックには描いているのですね。

本番の水彩紙に向かうと、ついついスケベ心が出てし
まうようです。

とはいえ、この描きかけの全紙スケッチをどうするか。

先生のコメントは、それはそれとして、他の方たちから
応援ももらいましたので、色塗りは完成させます。



<本日の絵>

本日の絵は休みます。

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やはり間に合わず

最後の追い込み、ベリーダンサーは3枚完成。

桜スケッチに移りましたが、手間取ります。

理由は、多摩森林公園には建物がなく、森林
だらけだからなのです。

背後の森林の処理が大変難しい場所です。
苦しみました。

多摩森林科学園桜

上野の全紙スケッチについては、時間が足らず、
ペイングレーで影をつけ、つつじの赤をあわてて
塗って、講評会にだすことにしました。



<本日の絵>
ワットマン F4
ベリーダンサー6

ベリーダンサー3枚目です。背景を緑に塗ってみました。

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最後の追い込み

毎夜、色塗りに邁進しているのですが、遅々として
進みません。

色を塗るたびに考え込んでしまいます。
大体、いつも講評で指摘されるのは、「当たり前の
色」ということです。

自分の色を持っている人がうらやましい。

まあ、こんな付け焼刃で塗っているのですから、
仕方がないと、言い訳とも開き直りともいえる
言葉が浮かんできます。

とにかく仕上げなければ。



<本日の絵>
ワットマン F4
beri-dannsa- 5

昨日の絵のダンサーの全身図です。
背景を空色にしてみました。

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色塗り三昧

今週22日の土曜日は、講評会が行われます。
そのときに、持ち寄る作品は、1)前期の教室
スケッチ(人物)、2)4月初めの、多摩森林
科学園の桜スケッチ、3)先々週の上野スケッ
チ、の3点の完成品を持ち寄らなければならな
いのです。

相変わらずの色塗りべたのため、15日、16日の
休日は、仙台のアトリエ(単身赴任先マンション
のことです)にこもって、色塗り三昧にしなけれ
ばまにあいません。

ところが最悪! 15日、16日は仙台青葉祭り、
まさに、その日にあたります。

結局、昼間は祭りを見てしまいました。
(青葉祭りについては、余裕ができましたら
紹介します)

出来上がったものから、ご紹介します。


<本日の絵>
ワットマン F4
ベリーダンサー4

まわりを真紅にしたかったのですが、いくら塗っても
イメージ通りになりません。
おまけに時間がたちすぎて、ダンサーの服装の色を
忘れてしまいました。ピンクにしたのですが、安易
すぎるでしょうか。

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