やっと色塗り開始 モロッコスケッチ

今年に入って、細々とモロッコスケッチの
仕上げを行ってきましたが、ようやく、本日
夕方、全紙の仕上げを終わりました。

2月11日の講評会までは、もう残り少なく、
この休日にめどをつけなければと、少々焦り
気味です。

ただちに、去年秋以来の絵筆をとって、色塗りを
開始しました。
(正確にいえば、パレットに去年以来のほこりが
つもり、掃除から開始しました。)

色塗り開始

マラケシュのピンク壁がうまく表現できればよいの
ですが。



<本日の絵>

ワットマン F10
仙台七夕(彩色)

昨年秋、色塗りを終えていた、仙台七夕祭りをアップします。
アーケードの中の飾りなので、風に吹かれている様は描け
ませんでしたが、タイミング良くチンドン屋が現れ、行列して
前を歩きまわってくれましたので加えました。ただ、主役は
七夕飾りです。

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またしてもニコライ堂 「ブラタモリ 神田」

「またか。いいかげんにせんかい」と怒声が飛んでくる
ことを覚悟で、ニコライ堂ネタを書きます。

モロッコスケッチ、全紙スケッチの最後の追い込みで、
アラベスク模様の歩道の敷石の描写に苦しんでいて、
ふと手を休めると、NHKの「ブラタモリ 神田」をやって
いました。

一行は、神田古書店、湯島の聖堂、聖橋となじみの場所
を紹介していきます。

聖橋からは、昨年スケッチしたまったく同じ場所からの
眺めを紹介していたので、思わず身を乗り出します。

あたりまえのように、そのあとタモリの一行はニコ
ライ堂へ移動します。

この番組の売りの一つに、一般人がなかなか入れない
ところに、タモリがどんどん入ってしまうというシナ
リオがあります。

今回は、ニコライ堂の祭壇が初めて映し出されました。
まさに、これが「内井昭蔵」が幼少眺めた祭壇です。

祭壇

さらに、鐘楼に登って、鐘をつくというおまけがあり、創建
当時は、東京一の高さで、銅葺きの屋根がまだ、茜色に
輝いている時代のCG映像が映し出されました。

当時撮影された塔からのパノラマ写真のおまけまでつきま
した。

明治のニコライ堂

ニコライ堂からの眺め

いつまで、ニコライ堂つながりが続くのでしょうか。
ここらで打ち止めにするのがよいようですね。



<本日の絵>
本日の絵を休みます。

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ニコライ堂、ハリスト正教会、「内井昭蔵の思想と建築」展

最近東京に来ても、余裕がなく、よい展覧会を見逃しています。

たとえば、1月11日までサントリー美術館で行われた「清方
ノスタルジア」展
がそうです。

日曜日は苦し紛れに、まったく期待していなかった、「内井昭蔵
の思想と建築」展
(世田谷美術館)を訪れたました。

すると思いがけずニコライ堂(ジョサイア・コンドル設計)と内井
昭蔵という新たな繋がりを見つけてしまいました。

内井昭蔵展

世田谷美術館の建物は以前から好きで、外部の装飾性ある壁や
列柱、そして内部の大理石の配色や思い切った円形の展示室など、
現代建築家にはめずらしく装飾性にあふれています。

けれど、実は建築家、内井昭蔵については、ほとんど何も知りま
せんでした。

今回の展覧会でその全容がこの展覧会でわかりました。
特に彼の装飾性へのこだわりの秘密が。

驚いたことは、彼の祖父、河村伊蔵は、ハリスト正教会の設計を
手がけた建築家にして、ハリスト正教会ニコライ堂の僧侶だった
ことですが、父、内井進も、同じく建築家で教会にもなじみ深く、
そして本人はニコライ堂で幼少を過ごしていて、3代にわたって
ニコライ堂に縁があることでした。

祖父河村伊蔵が関東大震災で壊れたニコライ堂の修復場面の写真や、
伊蔵が設計した数々のハリスト正教会。有名な函館のハリスト正教会
は当然としても、ちらっと仙台の教会も出てくると、身びいきでうれしく
なります。

明治の建物として象徴的なニコライ堂に注目をしてきましたが、ジョ
サイア・コンドルと河鍋暁斎にはじまり、今回はるか仙台ハリスト正
教会とつながったのです。

そして内井の作品ですが、特に彼の公共建築で共通している特徴とし
て、ドーム状の屋根、三角屋根の乗った塔が目立っています。世田谷
美術館の壁に見られるタイルなど、明らかに、ニコライ堂建築や内部
装飾に触れて育った美意識が働いているように思います。

毎回、コメントしているのですが、建築設計家の場合、設計図よりも、
どうしても彼らのスケッチや走り書きに興味を持ちます。

今回も、内井のイメージスケッチが多数展示されていましたが、これは、
むしろコンセプト発想のためのメモとしての色彩が濃く、これはという
ものはありませんでした。
それに対し、電子ブックの方式で、キリスト関係の本の絵本が展示され
ていたコーナーに惹かれました。

晩年、創世記や聖書など右ページに水彩で自由な筆致で絵を描き、絵本
形式で本を作っていたのです。仕事ではなく、自分のために描いている
ので、その気持ちが素直に伝わってきます。思わず、ポストカードをすべ
て買ってしまいました。
内井本

やはり建築設計家は、以前話題にしたように、仕事を離れて自由な気持
ちで絵を描いてみたい人が多いようです。


<本日の絵>
本日の絵はお休みします。

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絵画と写真の質感について 「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン」展

つねずね思っていたのですが、画集など印刷本を見た
ときの印象と原本を見たときの印象の差が大きい作家と
それほどでもない作家があるようです。

例えば、ゴッホの絵は、印刷本でも、彼の独特の強い
筆のタッチは見る者に強いインパクトを与え、原画を
間近に見ると、印刷に勝るのは当然ですが、受ける感動
は印刷物とそれほど変わらないようです。

一方、ゴーギャンの絵は、印刷物でみると、色彩感覚と
しては、感心するところがありますが、全体として塗り
が平板で、ゴッホに比べてインパクトが弱く、印象が
どうしても薄い感じです。。

あるとき、ゴーガンの絵が出展された展覧会で、実物を
目の前にして、その思い込みはとんでもない間違いだと
いうことがわかりました。

平板と思われたゴーガンの塗りを実物を目の前にすると
静かな感動が伝わってきます。

画面から伝わる精神性の高さは、おそらく実物全体の
質感からくるものと思われます。以来、ゴーギャンの
絵は、実物を見ずして語れないとつくづく思いました。
(今回は、紹介しませんが、最近、川瀬巴水の新版画
も同じことがいえると気付きました)

それでは油絵、版画に比べて写真はどうでしょうか。

恵比寿の東京都写真美術館で行われている「木村伊兵衛
とアンリ・カルティエ=ブレッソン」展
に最近行ったのですが、
印刷物と実物について、絵画と写真について考えさせられ
ました。

木村伊兵衛、ブレッソン

木村伊兵衛とブレッソンの写真の「スナップ性」、人物
の動き、表情の「決定的瞬間」から、スケッチするものに
とっは、とても参考になります。

これまで、図書館などで何度も二人の写真集を見てき
ましたが、プリントされた実物の写真を見たのは、今
度が初めてです。

ライカで写した写真は、素人目には非常に似ています。
特に、今回注目したのは、印刷と実物の違いです。

結論からいえば、下から眺めても横から眺めても、写真
プリントは限りなく印刷本との差はなく、あらためて
絵画と版画との差を確認できました。

展覧会には、二人がとったフィルムのべた焼きが展示
されており、いかに多数のショットの中から一枚の
写真を選びとったかがわかります。
これが、一枚勝負の絵画との違いです。

ただ漫然と作品を眺めていたころに比べて、最近はつい、
スケッチと照らし合わせて作品を見てしまいます。

それがよいことなのか、わるいことなのか、どちらで
しょうか。



<本日の絵>

フナ広場(完成図)_convert_20100126130358

前回、前々回紹介したパンラマの左右部分をを合体して
全体図を作成しました。これから色塗りです。


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ブラタモリ 浅草

今年も東京三十六景展を9月に行う予定です。
幹事のNさんから第一、第二候補をあげるように
要請がありました。

結構悩みます。

現代都市にするか、江戸情緒たっぷりにするか。
一応、お台場と東京駅近辺にしたのですが、
実際はどうなるやら。
(根津、谷中、本郷・・・なども魅力で迷います。)

昨夜マラケシュ、フナ広場のパノラマスケッチに
手を入れていると、NHKの「ブラタモリ」で、浅草
をやっていました。

○定番の雷門が、実は、100年近く、なくなってい
 て、昭和30年代の再建だということ。

○伝法院の庭は江戸時代から今でも一般に公開
 されていないこと。

○大正時代の瓢箪池の風景(池は昭和30年代に
 埋め立てられた)

りょううんかく
(出典:Wikimedia commons)

などが紹介されていました。

タモリ的には、東京の寺社の庭は見るべきものは
ない。

と断定していて、「おいおいそこまで言い切って
よいのか」とつっこみたくなりましたが、確かに
大名庭園以外寺社には見るべきものはなく、そう
言えるのかもしれないと思いなおしました。

浅草への触手も動きます。

これはという場所を探し当てるには、全紙をもって
歩きまわるより方法はないと覚悟を決めました。


<本日の絵>
F6 ストラスモア
フナ広場(左)

フナ広場パノラマ、左側部分。

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護国寺界隈

有楽町線、護国寺駅は、名前の割には、これまで
ほとんど降りたことがありません。

今日の東京は、天気予報通り、気温は暖かく、
地下鉄の階段の昇り降りでは汗ばむくらいです。

日帰り出張なので、よそ見をしている暇はありま
せんが、スケッチロケーションハンティングの目で
見渡すと、目の前に講談社の古い建物が立ちはだか
っています。優美な建物とまではいきませんが、中
央郵便局と同じように微妙なところといえるでしょ
うか。

大塚警察署の十字路を左に曲がり、茗荷谷方面へ
行くと古びた坂があります。それを上がっていくと
お茶の水大学のキャンパスです。

どことなく、あたりは戦前の匂いもして、もう少し
詳しく歩けばよいスケッチロケーションがみつかる
のではないか。

と考えつつも、会議の開始時間がせまっています。
あわてて飛びこみ、5時半まで会議。打ち上げは
断り、今帰路へ。東北新幹線でこの文章を書いて
います。

日帰りでは、ゆっくりすることもできません。
帰ってからまた、モロッコスケッチにとりかかり
ます。
-----
今、帰宅し、一息ついて、護国寺を調べてみました。
(以下wikipediaより)

三条実美
大隈重信
山縣有朋
山田顕義(初代司法大臣、日本大学・國學院大學を設立)
河野広中
石井絹治郎(大正製薬創業者・初代社長)
石井輝司(大正製薬2代目社長)
大倉喜八郎
池田成彬
團琢磨
團伊玖磨(作曲家)
益田孝(益田鈍翁)
高橋義雄(高橋箒庵)
ジョサイア・コンドル(お雇い外人、建築家)
野間清治(講談社初代社長)
中村天風
梶原一騎
大山倍達

驚きました。これまでに何度も話題にしてきたジ
ョサイア・コンドルの名前があるのは何かの縁。
講談社の野間清治の名前もあるのもむべなるかな。
梶原一騎や大山倍達の墓もあるのは何でしょう。

意外でした。明治の顕君、財界人の墓もありそう
なので、今度はじっくりこの界隈を探検しなけれ
ばと思いました。



<本日の絵>
F6 ストラスモア
フナ広場(右)
フナ広場の右側部分です。
広場の舗装タイルの表情をどこまで出すか
まよいました。四角の模様は失敗だったか
もしれません。

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スケッチ三昧

モロッコ旅行記を一気に書きついできたので、終了すると、
何の記事を書いたらよいのか、わからなくなりました。

体調ももどり、お酒も美味しくなってきましたので、しば
らくは本来のスケッチに時間をついやすことにしました。

土日の休みと月曜日からの勤務日は夜を利用して、モロッコ
のスケッチの完成をめざしました。

マイブックからの人物の書き写しや、写真から人物
を描くなど、なんとか目処がたち、ほっとしています。

白黒画像をしばらく<本日の絵>で紹介していきたいと
思います。


<本日の絵>
F10 ストラスモア
マラケシュの塔
マラケシュの塔です、10月7日の記事で紹介したときには、
人物がまだ入っていませんでした。お金をせびりに来た
親子も入れました。(石垣の中に埋もれてよく見えませんが)

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周回遅れの旅レポート(帰国そして番外編(マラケシュの夜))

あわただしい旅も最後です。

翌朝、雨も上がり、カサブランカ空港からのモロッコ出国も
無事にいくかと思われました。

けれどもどっこい、そうは問屋がおろしません。

出国ゲートを通るため、パスポートと航空券を持ってならべ
ども、まったく前に進みまないのです。ようやく進んで、次
は自分たちだというところで、何の説明もなく突然係官が席
を立ってしまいました。

飛行機の搭乗時間がせまってきます。絶体絶命、もはやこれ
までかというときに、ようやく係官がもどってきました。

結局、飛行機が待っていてくれたため、搭乗できましたが、
最後の最後まで薄氷を踏むフライトとなりました。

ここから先は、もはや語る気力がありません。

番外編(マラケシュの夜)を最後の旅日記といたします。

今回のマラケシュ滞在では、2度旧市街のレストランでディ
ナーを楽しみました。第一回のディナーは、入口にアジア
の巨大仏像を思わせ坐像のあるレストランです。
(<本日の絵>参照)

前にも書きましたが、素材の味がおいしいサラダからはじま
り、タジン料理、デザートとどれも、香料などの刺激はなく、
日本人の口に合いやすい料理でした。

宴もたけなわになり、予定に入っていなかった、ベリーダン
スが始りました。ダンサーは、坐像の階段を下り、テーブル席
を踊りながら周っていきます。

ベリーダンス

突然、歓声があがり騒がしくなりました。振り向くと、北海道から参
加のKさんがいるテーブルが盛り上がっています。よく見ると、Kさん
が、一緒に踊り出しているだけでなく、ダンサーのお嬢さんにおひねり
を差出しているではありませんか。

旅行中、Kさんが何事にも興味を持ち、開放的な人柄だとわかってきて
いましたが、異国のレストランで会場全体を盛り上げるとは!
皆さん喜ぶやら感心するやら。

2回目のレストランの室内は、ありったけのアラベスク模様のレリーフ
とタイルの洪水です。外からはこの豪華さはまったくうかがいしれません。
ずいぶんお金がかかっただろうなーというのが、俗っぽい第一感想です。
(<本日の絵>参照)

コースでは、王宮貴族しか食べられなかった鳩の肉料理(タジン料理)
ですが、それほどでもなくて、むしろクスクスや野菜のタジン蒸し料理
のおいしさに舌鼓を打ちました。
ここでも、ベルベル人の踊りやベリーダンスなどを鑑賞し、楽しい夜を
過ごしました。

ベルベル人踊り子


<本日の絵>
レストラン1
坐像がなんとも言えず不思議だったので、描いてみました。右
がレストランの入り口で、坐像の前の階段を下がり食事の会場
に入ります。

レストラン2
レストラン内部のアラベスク模様に惹かれて描きだしました。
結構筆が滑って、気持ちよく描けた一枚です。昼間のスケッチ
の方は、緊張して描いていて、この伸びやかさが足りないと思
っていました。講評会では、拡大スケッチを試みてはとアドバ
イスをもらいました。




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周回遅れの旅レポート(7日目、さらばマラケシュ)

ついにマラケシュを去る日がやってきました。

昼食をホテルでとった後、来た時と同様、高
速バスでカサブランカへ向かう予定です。

何が何でも午前中までに全紙を描かなければ
なりません。

食事もそこそこに、一目散に昨日のバス停の
場所に急ぎます。

全紙を入れた筒から紙を取り出す時間ももど
かしく、大きく広げた紙に、次々と入れ替わる
人々を描き、時間のたつのも忘れました。
(<本日の絵>参照)

時間ぎりぎりぎり描き上げて、ホテルへ急ぎま
す。

昼食は、ディナー張りの充実した内容でした。
それもそのはず、航空機遅延で無くなった、マ
ラケシュ1日目のディナーの替りだからです。

気持ちよく食べ、集合写真を撮るため外に出る
と、何やら空からポツリポツリ・・・。雨粒が
降ってきました。

高速バスに乗り込むころは、さらに雨脚は速ま
り、窓越しに眺めると、雨に霞んだ新市街が後
方にに飛び去ります。

マラケシュよ。さらば!

マラケシュ最後の日

夕方、たどりついたカサブランカは熱帯スコー
ルと梅雨を足して2で割ったような土砂降りで、
北アフリカの乾燥地帯を想像していた自分には
想像もしない事態です。

実は、モロッコの12月はまだ雨季なのだそうで
す。
そう考えると、快晴で過ごしたマラケシュは、
実にラッキーでした。
往路の航空機遅延の不運はプラスに転じていた
のです。

明日はいよいよモロッコともお別れです。



<本日の絵>
アルシュ 全紙
バス停(マラケシュ)

昨日マイブックに描いた人々は忘れ、次々と訪れる
人々を描きました。全紙の大きさのせいか、腕が大き
く回って、意外に筆が進みます。これが、下書をきし
ない、一気書き線スケッチの醍醐味ではないでしょう
か。

昨日は、バス停の人物に焦点をあて、月並みになりそ
うな塔を入れないよう気をつけたつもりでも、全紙で
は余裕がありすぎて、結局塔を入れてしまうことにな
りました。

全紙はやはり大きく目立つのか、歩道を歩く人々が覗
き込んでは、何かいいながら指さしていくのでやりに
くいったらありません。

挙句の果てには、バックパックスタイルの世界マンガ
修行だという髭もじゃの若者(欧州人?)がこれでもか
と自分の描いた大きな日本風マンガをみせてくれたのは
愛嬌です。
こちらは、マンガじゃないのだけれど・・・。

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周回遅れの旅レポート(6日目、全紙スケッチ場所さがし)

毎日、大通りを歩いていると、細かいところが
気になってきます。

バス乗り場もその一つで、観光地を意識して、
バス停もアラベスク風デザインのものがあるの
に気がつきました。

バス停

建物は、黒みがかった緑色に塗られ、縁には金
の帯に前面の装飾、屋根にはアラベスク模様の
鉄の修飾が飾られて、絵本の家のようです。そ
の前をロバや馬車が走る様は絵になります。

このバス停の中に、スカーフやベールをまとい、
昔ながらに全身に無地や模様入りの衣をまとった
女性、逆にモダーンな装いでスカーフをかぶった、
若い女性たちが並んで座っている様は、他の国で
は見られない光景です。もちろん、ターバンを巻
いた髭だらけの男性もやってきます。

これは人物スケッチに好都合です。
おまけに、バスが来るまで皆さん動き回らず、
少なくとも5-6分は同じ姿でいてくれます。

全紙を描くのなら、これだろうと決めて、マイブッ
クで、人物スケッチを試みました。
(<本日の絵>参照)

あたりは夕暮れにつつまれてきました。彼方にアト
ラス山脈が薄赤紫に染まってなかなか良い雰囲気で
す。

明日は、午前中のみですが、「絶対全紙で描くぞー」
と心に決めホテルへの帰路を急ぎました。


<本日の絵>

バス停

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