仙台のイベントを楽しむ

休日、仙台の中心街を歩くとイベントにぶつからない
日はありません。

東京でも、イベントはどこかで何かやっているのですが、
会場は同じ地域ではないので、場所をいちいち考えて
出かけていかなければならないのが億劫です。

その点、行く場所が決まっている仙台は、大変便利で、
いろいろな催しを満喫することができます。

昨日、午前中、国宝大崎八幡宮を訪れた帰りに、バスの
窓からのぞくと、市役所前の広場で人だかりがあり、
何かのイベントをやっていそうでした。

夕方行ってみると、日本テレビ系のチャリティー番組
「24時間テレビ(愛は地球を救う)」でした。

特設会場では、いろんな演奏をやっており、夕方5時
から始まった、ハワイアンダンスを鑑賞しました。

子供のハワイアンダンス

ハワイアンダンス

ハワイアンダンスの手の動きと、舞のようなステップが身体
全体に色気のある優雅な動きを生み出し、女性の魅力を
引き出します。

老いも若きも、どの踊り手も笑顔で踊っていて、「自分は
ハワイアンダンスが好き」という気持ちが伝わってきます。

私たちがやっているスケッチも、自分が好きだ、楽しいと
感じられる絵は、同じように見て分かります。

どうしても、うまく書いてやろうと意気込みがちなのですが、
それではおそらく、独りよがりの絵になってしまうのでしょう。

初心の気持を忘れないようにとダンスを見ながら考えました。


本日の絵
日曜練習教室

昨日に続いて、初心を忘れずの第2段。日曜教室で初めての生物スケッチ。
楽しいよりはドキドキでしたが、物を観察する気持ちよさを初めて感じた
瞬間でした。

秋到来(仙台)!

またまた天候ネタで申し訳ないのですが、仙台の気候には
驚くことばかりです。

昨夜は、夕方から冷え込み、職場では、寒さに震えました。
本日、職場の近くの桜をみると、なんと紅葉し始めているでは
ありませんか。

桜紅葉・仙台

まだ、場所によっては、アジサイが咲いているというのに。
アジサイ、さるすべり、紅葉が同時に存在する不思議さ。

これからも、仙台の天候はウォッチしなければ。


本日の絵
練習
3年前、K子先生の日曜自由が丘教室での最初の静物のスケッチ
です。玉ねぎの輪郭を描いて、透明水彩絵具で塗り始めたとき、
初めてにしては本物のような透明水彩の色に、自分の絵ながら
感激しました。

テーマ : お絵描き・ラクガキ - ジャンル : 趣味・実用

明治・大正・昭和の建築物の保存

かつての東北帝国大学の本拠地があった仙台・片平地区には、
今も古い建物が残っており、内部をリフォームして現在も使われ
続けています。

古い建築物の保存についていえば、明治の建物に比較して、大正、
昭和、特に昭和に入ってからの建物に対する対応が日本は冷淡な
気がします。
(余談ですが、以前台湾の国立研究所を訪問した時に、
今も日本の統治時代の建物が有効に使われており、
まるで戦前にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました)

先日、話題にした、丸の内地区の東京中央郵便局は一部の保存にとどまり、
三菱一号館が残されたのはその例と思います。

ここ、仙台片平地区においても、その傾向があります。
明治時代の有名な魯迅の学んだ校舎や、図書館、書庫は今に残り、
スケッチ心を誘います。

しかし、昭和時代の建築物が、徐々にですがなくなりつつあります。
今年に入って、昭和初期に建てられたとおもわれる2階建て木造の
建物が、一瞬に取り壊されました。

確かに、美的にはおとるかもしれませんが、手作り感にあふれた
味のある建物でした。

ただ、そのあとにあらわれた写真の建物、遠くかからは、淡いピンク
色にも見え、何とも心惹かれる建物です。

片平地区建物

理由はないのですが、アンドリュー・ワイエスの描く草原の上に立つ
建物を思いおこしました。

なお、後ろにそびえたつのは、現在森ビルが建築中の仙台一の高層ビルです。
時代の対比が出ています。

この建物も、取り壊される運命かもしれません。その前にスケッチをしなくては。


本日の絵
三菱一号館

先週、丸の内、三菱一号館の庭園にて描いたマイブックのスケッチ。
新ビルの巨大な観葉植物の円柱と三菱一号館との対比がおもしろい
と思いました。

テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

仙台しぐれ

真夏の東京から半そで姿で新幹線で夜帰ると、東京との
気温の差におどろきます。

さらに、朝起きて、窓ガラスをみるとびっしりと露が・・・。
外に出ると、寒さに肌が震えるほどです。

東京から帰った今週の月曜日、市内から青葉山へ向かう
タクシーの中で、仙台の夏の寒さを話題にしていると、
突然運転手さんが、「それは、”やませ”のせいだ」と
教えてくれた。

なになに「やませ」だって?
そこで検索。

仙台管区気象台の説明がありました。以下、引用です。

「春~夏にかけて、東北地方の太平洋側では冷たく湿った
東よりの風が吹くことがあります。この風のことを「やませ」と呼びます。
この風が吹くと、沿岸部を中心に気温が下がり、霧が発生しやすくなります。
やませが長引くと、低温と日照不足によって、水稲などの農作物に
被害を及ぼすことがあります。このため、凶作風、飢餓風とも呼ばれます。」

これで分かりました。仙台がこれほど寒い夏であることが。

さらに、感じることがあります。
仙台では、朝、ピーカンの天気にもかかわらず、突然雨が
降り出します。
雲ひとつない青空が、突然黒雲がわき出てきます。

仙台雲

まったく、当てにならない天気です。かってに仙台しぐれと名づけます。
今は、外に出るときは必ず折り畳み傘を持ち歩いています。


本日の絵
ワットマン F10
青葉祭

初めての仙台スケッチ作品です。5月の青葉祭、
藤崎デパート前の賑わいです。
土曜日のスケッチ教室、講評会に臨んだところ、やはり内心思っていたとおり、
厳しい皆さんからのお言葉が。

結局、何から何までめずらしいので(具体的には、ドーム、山車、踊りの輪)、何でも
描いてしまい、中心がなくなってしまいました。

「一点突破」ならず、「多点玉砕」です。
でも、記念すべき最初の仙台作品、気を取り直しこれからも描いていくぞ。



テーマ : お絵描き・ラクガキ - ジャンル : 趣味・実用

TOKYO三十六景展

昨日は、新宿で教室の講評会がありました。

講評会では、自分の絵に対する講評も、
もちろんですが、他の生徒さんの絵に対する批評も含め、
毎回、新鮮な意見へのおどろきと本質をつくN先生の
講評に対する納得感の連続です。

これは、楽しみでもあり、緊張とうれしさと苦しさが
混ざった複雑な時間です。

ともあれ、本題です。
「TOKYO三十六景展」のダイレクトメールの完成しました!

東京36景展DM

こんなに早く完成するとは思っていませんでした。
大判のDMの迫力に感激です。

幹事の皆さんの成果です。感謝。



本日の絵
ワットマン F10
新宿三井ビル前

今年の5月に新宿スケッチで描きました。新宿三井ビルの前の
野外カフェから、コクーンビルに向かってのスケッチです。
コクーンビルと木々の若葉にひかれて上から描き始めましたが、
食事をしている人々にも目が入り、こちらも面白くなり
描いてみました。



テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

TAG : カフェスケッチ 都市スケッチ 東京

三菱一号館

最近、東京駅近辺で歩き回る場所を思い出すと

1)丸ビル、新丸ビル・・・地下の改札から直行して、
               ランチあるいはソファーで休憩する。
2)オアゾ・・・・・・・・・・・・・・・・・・「丸善」で美術関係の本を覗いて
                    時間調整する。

となんとも事務的なことしかしていないことに気がつきました。
(東京駅が現在改修中で、絵心を誘わないことも理由の一つですが)

昨日、新丸ビルの入り口付近で、「三菱一号館周辺の再開発
竣工記念」のポスターが目に入りました。

そういえば、昔の勤務地、三菱ビルから有楽町方面へは
ほとんど行っていません。三菱一号館といえば、コンドル設計
ではないですか。これは行かなければ。

さっそく、丸ビル側の歩道に出て歩きだすと、左手にあの鳩山
元総務大臣が文句をつけた、中央郵便局の工事現場が。
(たしかに、ビルの表面を残す工事をしています)

そしてあるいて1-2分で、古くて新しいビル街が。

三菱一号館周辺を再開発していることは知っていましたが、
なんと、隣のビルまですっかりなくなって、昔のビルの
表面のみになっているなんて、知りませんでした。

090821_130036.jpg

明治時代のビルではありませんでしたが、ゆったりとして、
温かい雰囲気の内部を持つビルでしたが、あとかたもありません。

さらに進むと三菱一号館の背後の広場に出ます。明治時代を
意識した街灯と、観葉植物で埋め尽くした巨大な柱を軸とした
公共広場です。これは、新しい景観です。

三菱一号館

今後のスケッチポイントになりそうです。
マイブックにスケッチしました。


本日の絵

ミッドタウン

一昨年東京ミッドタウンで描きました。
このころはまだ、正確に写し取ることに精いっぱいだったように思います。

テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

TAG : 公園スケッチ 東京

河鍋暁斎とジョサイア・コンドル(3)

前回の記事から時間があいてしまいました。
日本画における線描の本質について、コンドルの見方が出ている箇所を今回は紹介します。

第3章「画法について」の中で、暁斎のスケッチの様々な描線を例にとり説明したのち、
輪郭線に関して、西洋との対比を述べています。

引用が長くなりますが、お許しください。

「絵画における輪郭とは結局のところ平面上に形態を定め、それを背景から、また隣接の対象から分離するための慣習的方法にすぎない。リアリズムの発達したヨーロッパ絵画においては輪郭は一時的な形状に役立つだけで、最後にはそれに代わる強い明暗の中に吸収されてしまう。しかし平面的で装飾性の強い絵画表現では、形状によってはその輪郭を残しておかなければならない。もし輪郭がなければ、投影や反射光のない画中の主要な対象は形状をなさぬことになってしまうからである。」

としたうえで、輪郭の持つ意義、とりわけ日本画の線描について次のように述べます。

「この点に関して日本画の線描には二つの異なった意義があるように思われる。一般的な形状を規定し、それを背景ないし背後の対象から分離する目的の場合、黒の輪郭は通常それが囲む形態の一部と言える。なぜなら、仮にその輪郭周辺の画面を同系の黒で埋め輪郭の線を塗りつぶしてみれば、内側の形態は大きさも目に見えて痩せ細り、形状も著しく損なわれるからである。これに対し、画面の細部、例えば衣の襞やマッスの内部構成を目的とした描線は、しばし陰翳にに代わって、描いた形態を浮き立たせる役目を担う。したがって、この種の線は表現すべき形態の外側の暗部に属するといえよう。」

こおあと、暁斎の様々な描線を例示と、写生と絵画表現についての暁斎の考えを軸に議論が展開されますが、ここでは省略します。

以上、長々と紹介してきましたが、これまで受けた学校教育のせいか、西洋絵画をしらず知らずのうちに上に置いていたのが、装飾性が強く、西洋絵画に比べて訴える力が弱いと勝手に思っていた日本画が、線スケッチを通して、見方がかわりつつあります。コンドルの考察の中に、その辺の理由が述べられているように思いました。

上に述べたコンドルの言葉は、N先生が日ごろ、「なぜ「線」で描くか」、石膏デッサンによる手法に対して、中国、日本の水墨画を代表とする、線を中心とする東洋絵画を例にとって説明されていることとと相通ずるように思います。

ブログにのせるには、堅苦しい内容になりましたので、本シリーズは、今回でおしまいにします。

最後に内容とは別に述べておきたいことがあります。この本の翻訳者は山口静一という方ですが、この訳文はめったにないのではと思うほどすばらしいと思います。原文のにおい(たとえば直訳調)がまったくありません。あたかも、コンドルが日本語で読者に語りかけているかの如くです。よほどの力量のある方なのでしょう。この方の他の著書も読みたくなりました。


本日の絵
Strathmore F6
ニコライ堂

先日訪ねたニコライ堂です。いつも三菱のリブ(毛筆タッチ)で描くのですが、
今回、建物の迫力に負けまいという気持ちが働いたのか、pigmaの2mmを用いて
ドームから書き始め、結局建物すべて2mmで描いてしまいました。

こんなに太い線で画面を埋め尽くしたのは初めてです。
これまでの自分の絵とは少し違う雰囲気となりました。

テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

TAG : 近代建築

リゾートシティー・仙台

午後11時5分現在:
(1)22°C、現在: 曇り、風: 南東 4 m/s
(2)27°C、現在: 曇り、風: 東 3 m/
仙台と東京(駅)の天候をくらべました。
もちろん、(1)が仙台です。

5度も差があります。当地に来てから、
ずーっと天候を比べているのですが、東京よりも、
いつも3-5度は低く、正直、東京、名古屋、京都、
大阪の筋金入りの夏の猛暑を体験した身に
とっては、仙台の夏は肩透かしのなにものでも
ありません。

日本の大都市の夏は、暑い(札幌を除く)ものだと
信じていたので、仙台の夏に、この体たらくでよい
のかと文句の一つも言いたくなります。

実際、テレビで東北の他県の気温も気をつけて
見ているのですが、仙台ほど
気温が低いところはみあたりません。

十数年前に東京から仙台に来た人に話を聞くと、
あろうことか当時仙台の人から、仙台の夏では、
朝晩はストーブを用意することと言われたとのこと。

最近はこれでも暑くなったそうです。

というわけで、リゾート・シティー仙台と名づけました。
軽井沢、那須にわざわざ別荘を持つ必要はありません。

東京の皆様、夏は仙台に来たれ。都会で避暑地気分
が味わえます。


本日の絵

かやのき

先週紹介した北山5山の一つに東昌寺があります。
小粒ですが清潔なお寺です。寺務の建物の横、墓地へ
入る一角に、天に向かって樹傘を広げた、巨大な
「マルミガヤ」の木を見つけました。

樹齢500年だそうです。(伊達政宗がかかわっているとの
説明文がありましたが、何でも政宗に関係づけているのかも
しれません。)
ただ、国指定天然記念物になっていますので、樹齢は
やはり政宗時代までさかのぼることは間違いなさそうです。

樹肌は、他の木にはない魅力があります。2時間かけて
スケッチしました。ただ、この木の圧倒的な存在感は、
必ずしも写し取れませんでした。再度チャレンジが必要
です。




テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

TAG : 樹木スケッチ

新寺通と旧第四連隊兵舎(榴ヶ岡公園)

仙台駅の東側は、幅広い宮城野通りをはさんで、広大な
区画整理地帯が広がっています。宮城野通りのつき
あたりには、クリネックススタジアム宮城、あの楽天
チームのホームグラウンドです。

宮城野通りの南側には、新寺通が走り、通りをはさんで、
数多くのお寺があります。ここは、古くは新寺小路といい、
1636年から37年にかけて、寺がまとまって移転してきた
とのことです。区画整理があったとはいえ、お寺の位置は
江戸時代からあまり変わっていないようです。

昔から、お寺好きの私なので、この一帯を探検しなくては、
寺好きの名がすたります。さっそく、探検してきました。

印象に残ったのは、正楽寺。
正楽寺

江戸時代からの本堂、山門が残っており、仙台駅から歩いて
5ー6分とは思えない落ち着いた境内が広がります。
一通り、お寺詣りをすませて、次に向かったのは、榴ヶ岡公園。
旧第四連隊兵舎

旧歩兵第四連隊兵舎(現、仙台市歴史民俗資料館)が、
榴岡公園の芝生の一角に明治時代の姿で残っていました。


本日の絵
旧第四連隊兵舎

上にのべた仙台市歴史民俗資料館に近づいてみると、入口には、
七夕飾りが入館者を歓迎していました。さっそく入口に陣取って、
スケッチしてみました。七夕飾りの笹の枝が煩雑で、色塗りが
心配です。

テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

TAG : 近代建築スケッチ 公園スケッチ

お盆の旧岩崎邸、ニコライ堂を訪ねて

先週、ジョサイア・コンドルの話題を出したときに、
気になった、コンドルゆかりの地2箇所をたずねました。

まず千代田線の根津駅でおりて、池之端沿いに湯島
方面に向けて歩き、コンドルが設計を担当した、
三菱財閥の旧岩崎邸に向かいました。

ハリスト教会

お盆のせいか、人気は少なく、素晴らしい天気にもめぐまれ、
邸内から庭に向かって快適に「まいぶっく」にスケッチしていたら、
若い女性の警視さんにスケッチはいけないと怒られました。
まったく、最近はおちおちスケッチをすることができません。

しかし、修復された旧岩崎邸は外部、内部ともにすばらしく、
見あきない美しさです。明治の建物は手作り感にあふれて
います。

さて、その後、湯島駅から千代田線にのり、新お茶の水駅
でおりて、ハリスト教会(ニコライ堂)を訪ねました。

ニコライ堂は、教室仲間のFさんが、今秋の世界堂での東京36
景展で、出典予定の場所です。私も、以前聖橋から神田方面を
描いたときに、描いてみたいと思っていました。

ハリスト教会(2)

今回、教会の敷地にはじめて入って近くでドームを目の当たりに
して、スケッチポイントを探したところ、日陰のよい場所がみつかり
ました。
約3時間のスケッチを行い、16時終了。(後日、仙台にもどったら
掲載予定)


本日の絵
聖橋から神田を望む

昨年、お茶の水、聖橋から神田、秋葉原を望んでスケッチ
したものです。電車やビルなどの人工物ばかりで、線書き、
色塗りともに苦労したことが思い出されます。

                                                                

テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

TAG : 都市スケッチ 東京